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掲載日:2024年9月19日
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3月の美の山公園は、目にみえて春の装いがすすんでいます。
公園入口ではアセビの白い花が咲きこぼれ、
園内では大きなつぼみから開いたスイセンの黄色い花が目を惹きます。
うららかな春の日は、鳥や昆虫とも出会える美の山公園でのんびり過ごされてはいかがでしょうか。
あたたかい日が続いた美の山公園では、少しずつ春の気配が感じられます。
ホトケノザやオオイヌノフグリが陽だまりの中で咲き始めています。
土の中でも樹の枝先でも、春を彩る準備が着々とすすんでいるようです。
美の山公園では、入口付近のロウバイのつぼみがほころび始め、
光が透ける花びらと淡い香りが楽しめます。
第2駐車場のサザンカも冬の空に映える濃い色で咲いています。
ほかの季節に比べて鮮やかな花の色は少ない園内ですが、
枯色の中だからこそ、それぞれの草木の実や冬芽の姿や色の美しさを感じられます。
緑と白のイメージの強いユキヤナギも、冬の姿にはまた違う面白さがあります。
冬晴れの日には、展望台からくっきりと見える山々の眺望や
それぞれの植物の冬越しの様子をじっくり楽しまれてはいかがでしょうか。
紅葉が美しい美の山公園ですが、足元にも目を向けるといろいろな植物に出会えます。
先日のハイクでも、入口から園内奥へ向かう遊歩道沿いの山野草を観察しました。
観察会でも、そっとふれると花粉がでる様子が人気だったノハラアザミ。
鮮やかな黄色い花のアキノキリンソウ、
ヤクシソウも多く咲いています。
落ち葉の中でひっそりと咲くリンドウは、みつけた多くのかたに喜ばれています。
深まる秋とともに表情の変わる秋の美の山公園へ、ぜひお越しください。
公園のサクラの葉は色づき、秋晴れの気持ちのよい日には園内はハイカ―でにぎわっています。
山頂での休憩時に、小さな花に心がなごむかたも多いようです。
ハナワラビのつぶつぶの胞子葉のかたちや、
小さな花をめぐり忙しくしているアリの動きなど、
近くでじっくり観察するとおもしろい発見があります。
大切に育てているセンブリも白いきれいな花を咲かせています。
今週末のハイキングでは、植物とじっくり向き合える植物観察会も開催しますので、ぜひご参加ください。
公園に向かう道では、一つ一つ微妙に色味の異なるクサギの実が宝石のように輝いています。
アジサイ園地の下の芝生広場では、小さな花たちがあちこちに咲き乱れています。
キンミズヒキの黄色い花と果実
イヌタデの花はよくみるとかわいらしいです。
ミズヒキも近くでじっくりみると美しい表情があります。
草むらで虫の声をききながら、いろいろな形の花や実をじっくり観察するのも楽しいかもしれません。
美の山公園に小さな秋を見つけにきてみませんか。
まだまだ残暑が厳しいですが、
公園では、ふと目をやると出会える花に、少しずつ秋の気配を感じます。
見晴らし園地で、ヤマジノホトトギスと思われる花が咲いていました。
草むらでは、ツリガネニンジンやネジバナが可憐な花をつけています。
夏の太陽の下で勢いよくつるを伸ばし葉を茂らせたクズも、
美しい花をつけて、秋の訪れを感じさせます。
季節のうつりゆく時期に、美の山公園でお散歩やハイキングはいかがでしょうか。
日中の公園では、虫や植物たちがいきいきと活動しています。
春には多様な桜が咲き乱れる「花の森」の下の遊歩道では、
キツネノカミソリが木陰でスポットライトを浴びながら咲いています。
樹液に虫達が集まっているクヌギの木からは、
まだみどり色のどんぐりが落ちていました。
夏に咲いた日陰のアジサイは、少しずつ色味を変え、
梅雨時期の鮮やかな色とは違う魅力を感じられます。
ナツズイセンの薄いピンク色も、
サルスベリも鮮やかなピンク色も、
強い日差しの下でのそれぞれの美しさに目を奪われます。
花のそばでは蝶が舞っていました。
帽子や水分を忘れずにご持参の上、美の山公園で夏の植物観察はいかがでしょうか。
連日の酷暑の中、美の山公園では静かに夏の花が咲いています。
堂々と咲くヤマユリは、近づくと華やかな香りがします。
ヤマユリの白もオニユリのオレンジも、強い日差しの中で鮮やかに輝いてみえます。
エントランス広場から展望台に向かう道では、ギボウシやキキョウが咲き乱れています。
うだるような暑さの中でも、見た目に安らぎをくれる植物たちです。
熱中症にならないよう、公園にお越しの際は、帽子や水分を必ずご持参ください。
※公園内の植物は採取しないでください。美しさは写真やスケッチで記録してください。
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