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掲載日:2022年11月15日
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令和2年2月7日(金曜日)草加市にある法人事務所にお邪魔し、活動状況についてお話を伺いました。
左から内山副理事長、長谷部理事長、今井事務局長、事務局門脇様
約400年前の江戸時代に宿場町として栄えた草加宿に、今の時代に合った宿場町としての賑わいを取り戻したいとの思いで、平成15年9月に「今様・草加宿」実行委員会を設立しました。その後任意団体として活動を続ける中、さらに活動の輪を広げてまちづくり事業を展開していきたいと考え、平成30年4月2日にNPO法人化しました。
今様草加宿は、交流草加学委員会、文化観光まちづくり委員会、川の駅そうか村部会、にぎわいもてなし委員会など8つの委員会で構成され、現在約70数名の会員が各委員会でそれぞれ活動しています。主な活動は次のとおりです。
草加お宝かるたは、法人が小学生から草加市にちなんだ読み札・絵を公募して制作したかるたです。このかるたは草加市教育委員会が採用して市内新1年生全員に配布し、郷土を知る教材として活用されています。市内の小学生が競う教育委員会主催の「草加お宝かるた大会」は6年続けて開催されています。このように法人が制作した草加お宝かるたは子どもたちに親しまれ、ふるさと草加の歴史や文化が広まっています。
草加お宝かるた
草加お宝かるた中央大会の様子
草加には地域独特の神輿の担ぎ方「草加もみ」があります。祭りの参加者が減少する中、伝承を守るために、中学生に対して「草加もみ」の体験指導と草加の歴史の授業を行っています。
「草加もみ」体験授業
毎月、綾瀬川の川岸で、川の駅そうか村を開催しています。ここでは農産物の販売、キッチンカーによる飲食の提供、ミニライブやフリーマーケット等を開催し、川の駅そうか村の建設に向けてにぎわい拠点創りをしています。
また、草加松原の綾瀬川に架かる17の橋の側面に、水上から見える橋名板の設置を市に提言し、2つの橋で塗装による橋名を表示することが決定されました。
川の駅そうか村の様子
八条大橋の橋名板プラス
その他、各種祭りやイベントでのおもてなし活動、街角写真館(各店舗に新旧の写真展示)の開催などにより、草加市の歴史や文化を大切にしながらまちづくりに取り組んでいます。
旧町イベント
街角写真館の一部
今後も様々な活動を通して行政と協働しながら、基本理念である「住んで良し、来てみて楽しいまちづくり」を目指した提言を行っていきます。
また、草加市の平坦な地形を活かし、コンパクトシティ形成に重要な交通手段、自転車のサイクルステーションの設置・運営に取り組んでいきます。
草加市の魅力をいかし、未来のまちづくりを進めるために、行政や関係団体等と十分に議論を交わし、事業の実現に向けた気運を高めていくよう心掛けています。そのためにも、多くの人とのつながりの中で、他人を理解し、共感を求めるなど人との調和を大切に活動しています。
私たちは「まちづくりは人づくり、人づくりは心づくり、心づくりはイベントづくり」と考え、まちを良くするためにみんなの気持ちをひとつにして活動しています。パブリックマインドを持ち、まちのために少し汗をかいてみようという気持ちの人が増えることを望みます。
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