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掲載日:2023年11月1日
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NPO法人視覚障がい者支援協会・ひかりの森は視覚障がい者のための地域活動支援センターとして、2009年からデイケア事業を開始しました。
県内のNPO法人では唯一「ひかりの森」だけが視覚障がい者の自立訓練を行っています。
「人はひかりによって成長する。朝のひかりは人の気持ちを高揚させる。特に視覚障がい者はひかりを欲する気持ちが強く、そんな人々の希望になりたいという思いで『ひかりの森』という名前にしました。特にこのNPOの利用者には中途失明者のかたが多くいらっしゃいます。たとえ目が見えなくても、見えていた時にできたことをもう一度やりたいとみんな思っています。」松田理事長は、そう語っています。
一週間を通じ、自立や社会参加のための支援として様々なプログラムを実施しています。また、相談支援事業所として専門員が利用者の生活全般に係る相談に応じています。さらにイベントの開催や地域貢献活動、また点字名刺の作成や木工品の制作などの授産事業も行っています。
音声パソコンの訓練中
点字名刺を作成しました
利用者のかたは自立支援の訓練を行うだけでなく、たとえばバリアフリーの現状を体験して報告書を作成するなど、障がい者が社会参加できるよう心掛けています。一方で視覚障がい者の就労については、非常に困難な状況でなかなか職場を見つけることができません。
今後は視覚障がい者の就労支援にも積極的に取り組み、地域の企業などとのコラボレーションにより就労の場を提供していただくような取り組みを実現したいと考えています。
視覚障がい者のための施設が身近にあることを理解していただき、視覚障がい者を見かけたら是非やさしく声をかけてください。私たちは障がいがあることも一つの財産であると考えています。
ひかりの森のスタッフの皆さん
スタッフの皆さんの明るい笑顔がとても印象的でした。
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