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掲載日:2019年2月4日
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埼玉県北部の行田市大字埼玉地内周辺には、5世紀末から7世紀初めにかけて築かれた大型古墳が集中する日本屈指の古墳群があり、昭和13年8月に国の史跡として指定を受け、さらに、昭和39年には「さきたま風土記の丘」として指定されています。またこの地は、県名発祥の地でもあり、埼玉が誇る歴史的、文化的遺産であり、県民にとってふるさと埼玉のルーツともいえるところであります。
この古代のロマンが感じられ、県民がふるさと埼玉のシンボルとして全国に誇れる公園として整備するため、昭和42年3月に30haの計画決定を行いました。現在、37.6haが開設しており、園内には、稲荷山古墳から出土した国宝「金錯銘鉄剣」が展示されている「さきたま資料館」、「移築民家」や埴輪制作の体験学習施設である「はにわの館」があります。また、当公園を舞台として古代のイメージを再現する「さきたま火祭り」が毎年5月に地域住民の祭りとして盛大に行われています。
平成9年5月に、さらに魅力ある「さきたまの公園づくり」を進めるため
を基本的視点とし計画面積を97haに拡張し、事業の展開を図っています。
また、関連事業として、さきたま古墳公園とJR北鴻巣駅近くの鴻巣市赤見台近隣公園の間について、幅員25m、延長約4.5kmの「いにしえへと思いを馳せる“緑のみち”」をテーマとして整備を行い、平成元年11月にさきたま緑道の名称で全線が開設しました。さきたま緑道には平成元年に開催された「第4回国民文化祭さいたま'89」により、50点の彫刻が制作・展示されており、サイクリングやのんびりと散策を楽しむ人たちの憩いの場となっています。
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