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掲載日:2019年2月4日
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昭和55・56年と相次いで、埼玉の自然と身近な動物たちとのふれあいや、県内に棲む淡水魚や水生昆虫などにより、遊びの中で自然を学ぶことをテーマとした県営公園が開設されました。
昭和55年5月5日の「こどもの日」に開設した、こども動物自然公園は、東松山市にあり、比企丘陵のアカマツやクヌギ、コナラなどの雑木林に囲まれた自然環境豊かな園内に、ウサギやヤギ、モルモットなどの小動物にふれあえるなかよしコーナーや乳搾りが体験できる乳牛コーナー、ポニーに乗れる乗馬コーナーなど、こどもたちが動物に触れ合いながら学べる施設がたくさんあります。
また、国際児童年を記念して建設した「天馬の塔」の基部には、開園50年後に開くことになっているタイムカプセルが納められています。昭和59年に埼玉県とオーストラリア・クイーンズランド州との姉妹県州が提携され、コアラの寄贈が約束されたことにより、コアラ舎の建設とエサであるユーカリの栽培が急ピッチで進められ昭和61年には、コアラが来園しました。
平成元年には、姉妹州県提携5周年を記念してカンガルーが寄贈されカンガルーと人が直接触れ合えるカンガルーコーナーがオープンしました。
同公園では、「飼育チャレンジ」や「動物パレード」、「ズーオリエンテーリング」や「ナイトズー」など様々な催し物を実施し、緑の中でこどもたちが動物を観察し、伸び伸びと遊び、情操と科学心を養ってもらうこととしています。
羽生水郷公園は、東武伊勢崎線羽生駅から東へ約6kmに位置し、昭和41年に国指定天然記念物となった我が国で唯一の「ムジナモ(食虫植物)自生地」に隣接する公園として計画され、菖蒲田や湿性植物、修景池など水を取り入れた施設を主体とした公園として、昭和56年に開設しました。
昭和58年10月には、「遊びの中で自然を学ぶ」をテーマに県内に棲む淡水魚や水生昆虫を中心に集めた「さいたま水族館」が開館しました。さいたま水族館には、ミヤコタナゴ、ミジンコなどの動物性プランクトンを捕食する食中植物のムジナモ、現在では熊谷市の元荒川上流のみに生息し「県の魚」に指定されているムサシトミヨなど、貴重な動植物も展示飼育されています。
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