第1号「宮代町 町民スポーツフェスティバル」

　みなさんこんにちは。スポーツビジネスネットワーク埼玉事務局です。

　今回はスポBiz埼玉に登録いただいている伊藤遼平さん（宮代町教育推進課）から情報をいただき、令和4年10月9日（日曜日）に宮代町で開催された「町民スポーツフェスティバル」に取材に行ってきました。

   

　宮代町スポーツフェスティバルは、宮代総合運動公園（ぐるる宮代）を会場とし、町内外の方が自由参加で様々なスポーツを体験できるイベントです。

　これまでは「町民体育祭」として地区対抗の運動会のような形で実施されていましたが、近年の自治会会員の高齢化や、体育祭参加者の減少等に伴い、今までの形式で開催し続けることに課題がありました。

　そこで、実施内容を大きく見直し、今年度が「スポーツフェスティバル」という形で開催する第1回目として、年齢や障がいの有無に関わらず楽しめる“ユニバーサルスポーツ”を含めた「全27種類9カ国」のスポーツを楽しめるイベントとなりました。

　運動公園内の、屋内施設・屋外施設各所に配置された出展ブースには、フィンランド発祥のスポーツ「モルック」や、ブラジル発祥のスポーツ「フレスコボール」など珍しいスポーツも出展されていました。実際にチャレンジすることもできます。

^{モルックのブース}

　モルックは、指定された位置から番号が書かれたピンに向かって木の棒を投げます。毎回、倒れたピンの中の一番高い数字を足して、50点ぴったりになるよう競うスポーツです。

   

　こちらはブラジル発祥の「フレスコボール」。ボールを落とさないようにラケットで打っていきます。

  

　屋内施設では氷が無くてもできる「フロアカーリング」の体験コーナーも。少しの力でもどんどん滑って行くので、お子さんでも遊べます。

  

　実は飲食物出店者の方の中にもスポBiz埼玉の会員さんがいらっしゃいます。
　こちらは「ウスキングベーグル」店主の臼杵健（うすき　たけし）さん。熊谷駅近くのお店でベーグルを販売されています。

^{朝の出店準備中にお邪魔しました。}

　熊谷市はパナソニックワイルドナイツの拠点があり、試合の開催時などにも出張店でベーグルを販売することがあるそうです。

^{11月に熊谷で開催が予定されているグローバルラグビーフェスタ2022のポスターもありました。}

　7月26日に開催したキックオフイベントに参加した際、宮代町の伊藤さんと出会い、スポーツでもっと盛り上がることができたらと参加理由をお話ししました。

　一方、伊藤さんは、前職でJリーグのクラブスタッフとして働いていた経歴があり、宮代町の公務員となってからも、地方をスポーツの力で笑顔にしたいと考えていたため、話が盛り上がったようです。

　ちょうど宮代町ではスポーツフェスティバルでの飲食物出店者を募集する時期だったため、良ければエントリーしてみませんかとご案内し、今回の出店となりました。

　スポーツが繋いだ縁で、ビジネスの場も広がる素敵な事例となりました。

　私も早速、ラグビー観戦時のお供に人気が高いという「ラグビーボールのみそぱんベーゴー」を食べてみました！

 

　ラグビーボール型のベーグル（英語の発音は“ベーゴー！”）の中に、甘じょっぱいみそだれが入っています。運動して、少し塩分が欲しくなったところに、この味は染みますね。

 

　お昼過ぎにはなんと完売！　他の飲食物出店者さんも大盛況でした。

 

　体を動かすと、おなかも減る。スポーツイベントと飲食物の出張店は切っても切れない関係なのかもしれません。