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掲載日:2021年7月14日
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総務省統計局では、国民生活における家計収支の実態を把握し、国の経済政策・社会政策の立案のための基礎資料を提供することを目的に、一定の統計上の抽出方法に基づき選定された全国約9,000世帯を対象として、家計の収入・支出、貯蓄・負債などを毎月調査する「家計調査」を行っています。
そして、家計調査の1世帯当たり品目別年間支出金額及び購入数量(二人以上の世帯)のデータから、どのような品目でどの程度の地域差があるのかを明らかにするため、平成27(2015)~29(2017)年平均の品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市(※)ランキングが集計されました。その中で、さいたま市民の消費についての特徴をまとめました。
※2010年4月1日現在で政令指定都市であった都道府県庁所在市以外の都市(川崎市、相模原市、浜松市、堺市及び北九州市)
1 さいたま市の品目別3か年平均支出金額ランキング(平成27~29年平均)
2 さいたま市の品目別3か年平均購入数量ランキング(平成27~29年平均)
3か年平均支出金額で3位以上にランクされた品目のうち、「スパゲッティ」と「他の調味料」は、平成25~27年平均から3回連続でさいたま市が全国1位となっています。いずれも前回と同様に、東京都区部や横浜市、京都市などの首都圏の大都市が上位を占める結果となりました。
また、前回12位だった「グレープフルーツ」と「みかん」がそれぞれ2位と3位になるなど、一部果物への支出の伸びが顕著でした。
前回唯一最下位の品目だった「粉ミルク」が46位となり、さいたま市での支出が全国最下位の品目はありませんでした。
「チョコレート菓子」は前回47位、「砂糖」は51位と、どちらもあまり変わらない順位となっています。また、「いか」について、さいたま市よりも下位の市はいずれも海あり県にあるという特徴があります。
さいたま市で「食料」全体に支出した3か年平均の合計金額は1,023,141円となりました。そのうち、自炊と外食はそれぞれ828,712円と194,429円で、割合としては81.0%と19.0%でした。
【「食料」3か年平均支出金額(表)】
【「食料」3か年平均支出金額(円グラフ)】
☞詳細につきましては、こちらからご確認ください。
「家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市(※)ランキング(平成27年(2015年)~29年(2017年)平均)」(総務省統計局のページ)
前回1位だった「スパゲッティ」と「ドレッシング」は、それぞれ2位と3位となりました。
さいたま市は総じて生鮮野菜の購入数量が高いといえますが、その中でも「ピーマン」は3回連続で1位となっています。
さいたま市が最下位にランクインされた品目はありませんでしたが、「砂糖」と「かつお節・削り節」が下位となりました。
とくに「かつお節・削り節」は前回が36位、前々回が33位だったため、今回はかなり順位を下げたことがわかります。
☞詳細につきましては、こちらからご確認ください。
「家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市(※)ランキング(平成27年(2015年)~29年(2017年)平均)」(総務省統計局のページ)
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