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掲載日:2024年12月19日

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出前授業 平成24年度 さいたま市立白幡中学校 1年生

平成25年3月18日(月曜日)と19日(火曜日)の両日、さいたま市立白幡中学校で、統計課職員による、出前授業が行われました。
1年生1組から6組の全クラスで、クラスごとに1時限(50分)または2時限(50分×2)の授業を行いました。

「統計って何だろう?グラフ作成を通して考えよう」というテーマで、人口ピラミッドのグラフを作成したり、公的統計データからグラフを作成する授業でした。

グラフの作成作業を通じて、統計について身近に感じるとともに、グラフにすることの利便性を学習し、グラフを読み取る力や資料の整理・読み取る力を身につけることをねらいとした授業です。

授業の概要

1時限目(50分)

効果的に伝える1
グラフの作成
【教員、統計課職員】
人口ピラミッドのグラフを作成する。
(国勢調査:昭和45年から平成22年の9回分の埼玉県のデータを使用する。)

  • 国勢調査、昭和45年から平成22年までの9回分の埼玉県、男女別、年齢5歳階級別の統計表を使用し、各グループで1つの調査年のデータから作図する。
  • A3判の用紙に、手作業により行う。
  • グループ単位(4人一組、9グループ)で、作業する。
    ≪作業内容≫
    グループごとに、渡された年の統計表を使って、グラフを作成する。
    • a:統計表のデータから、上2ケタの概数を計算して、新たな統計表を作成する。
    • b:新しい統計表から、グラフを作成する。
      「男性」は「青」、「女性」は「赤」を使用。
    • c:単位、凡例、題名や出典も忘れずに記載。
  • 目標「人口ピラミッドのグラフを完成させる」の確認。【統計課職員】
  • 作業内容の説明、確認。【統計課職員】
  • 作業中注目する点について、ヒントを与える。
    (どの年齢層の人口が多いか。作成する年はいつか。)【統計課職員】
  • グループへ移動。電卓・マジック等配布。【教員、統計課職員】
  • プリント配布【教員、統計課職員】
    • グループ・・担当する国勢調査の統計表
      概数計算後のデータ記入用プリント
      グラフ作成用A3判用紙(升目あり)
    • 各生徒・・・グラフ作成用A4判用紙(個人確認用)
  • グラフからどんなことが言えるか考え、発表する。
    • まず、グループごと年代順に順番に黒板に貼りだして発表していく。【教員】
    • グラフ作成上の誤り、グラフの読み取りの誤りなどがあれば指導する。【教員、統計課職員】
  • 完成後、全グループの作品を並べることにより、時系列的な変化を理解させる。
    • 黒板に時系列的に並んだグラフを見て、気づいた点を発表させる。【教員】
    • ひと通り発表が終わった後で、パワーポイントにより、視覚的にグラフの様子が変化していくことを確認する。【統計課職員】
  • 日本の人口問題についても触れる。
    • 少子高齢化問題について想起させる。【統計課職員】
    • 日本の人口構造の注目点(戦争、ベビーブーム、ひのえうま等)に触れる。【統計課職員】

まとめ
【統計課職員】
使用した人口データの説明をする。

国勢調査の人口データや人口ピラミッドのグラフがどのように活用されているか説明する。

2時限目(50分)

グラフの特徴
【統計課職員】
グラフの特徴について説明をする。

主な統計グラフの特徴について、簡単に説明する。
棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフ、柱状グラフなどについて行う。

効果的に伝える2
グラフの作成
【教員、統計課職員】

統計データを効果的に伝えるためのグラフを作成する。

統計課で用意した、身近な統計データを使用する。

  • 身近な公的統計データ(統計表)から2つ程度を選んで、グラフを作成する。
  • A3判の用紙に、個人で手作業により作成する。
  • ポスターの小型版で、テーマ(主題)やキャッチフレーズ(副題)を考え作成する。
    ≪作業内容≫
    公的統計のデータから、グラフのポスターを作成する。
    • a:統計表の中から2つ程度選ぶ。
    • b:結果を表すのに適したグラフを選び作成する。
      手描きで、定規・コンパス等を駆使して描く。
    • c:テーマ(主題)とキャッチフレーズ(副題)を考え、記入する。
      bとcは、順序が逆でも構わない。
    • d:グラフの基本を守って、単位、凡例、基線の「0」や出典も忘れずに。
  • 提供する公的統計データ例
    • 埼玉県が全国1位の食料品データ
    • 子どもの運動能力、身長、体重データ
    • 主な農産物、野菜の出荷額データ
    • 火災原因データ
    • インターネットの年齢別利用データ
    • 産業別就業者数など「グラフで見る彩の国さいたま」より
  • 目標「グラフのポスターを完成させる」の確認。【統計課職員】
  • 作業内容の説明、確認。【統計課職員】
  • 作業中注目する点について、ヒントを与える。(身近なデータ、割合を表すもの。単純比較するものなど。)【統計課職員】
  • 各自、電卓・マジック等用意。【教員、統計課職員】
  • プリント配布【教員、統計課職員】
    (各生徒1枚・・グラフ作成用A3用紙(升目あり))
    (円グラフを希望する生徒用に円を描いたものも用意し、必要に応じて渡す。)
  • グラフからどんなことが言えるか考え、発表する。
  • 黒板に貼りだして発表していく。【教員】
  • 発表者は、テーマ、キャッチフレーズなど楽しく発表していく。【教員】
  • グラフ表現の基本を確認する。採用するグラフの適・不適、グラフの表現の基本を守っているかなど。【教員、統計課職員】
  • グラフの注目する点などを他の生徒に補足させてりする。【教員、統計課職員】

まとめ
【統計課職員】
統計とはどういうものか、国の主な公的統計、国の統計意義について説明をする。

  • 「統計とは」
    統計の意味や身近な所で統計は活用されていることについて具体例を上げ説明する。
  • 「日本の統計の種類」
    国の公的統計で、学習でよく使われる国勢調査、工業統計調査、商業統計などについて触れる。
  • 「何のための統計」
    国の統計がある意義や統計は誰のものか等について解説する。
  • 感想記入用プリントの配布。

お問い合わせ

総務部 統計課 企画指導・統計資料担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎2階

ファックス:048-822-3758

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