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掲載日:2024年10月23日
Q 小早川一博 議員(公明)
先月9月24日、所沢駅西口に大型商業施設、エミテラス所沢が開業しました。地元のナラ枯れ対策で発生した間伐材を活用するなど、環境に配慮した施設です。新たな集客の期待が高まる一方、開業に伴う駅周辺の更なる交通渋滞など、地域住民から不安の声があります。
特に、所沢駅南側の開かずの踏切につながる県道久米所沢線の丁字路付近の渋滞です。これまでは直進と踏切に向かう左折の2レーンがありましたが、今回の区画整理で2レーンが1レーンに減少し、1車線を直進と左折車両で利用する形に変わりました。開かずの踏切へ左折したい車両が詰まり、更なる交通渋滞が発生し、バス等の公共交通機関にも影響が出ています。このT字路における今後の渋滞対策と安全対策について、警察本部長に伺います。
A 鈴木基之 警察本部長
県警察では、これまで所沢市をはじめとする関係事業者等と共に、所沢駅西口の商業施設開業に伴う交通対策について協議を重ねてきたところであります。
議員ご指摘の踏切西側の交差点につきましては、道路の線形や南側の交差点との距離が近いことによる車両の不規則な進路変更や速度変化を抑制し、また、歩行者を含む交通の交錯点を少なくすることで交通事故の抑止を図るため、南北方向を片側一車線にて運用を開始しております。
しかしながら、時間帯によっては、踏切による交通渋滞が同交差点に及んでいる状況が見受けられることから、今後の歩行者の流れや車両の交通量の変化、公共交通機関の運行状況を注意深く確認していく必要があると認識しております。
県警察といたしましては、引き続き地域住民の意見を丁寧に聞きながら、関係事業者等と連携しつつ、交通の安全と円滑が図られるよう必要な対策について検討を進めてまいります。
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