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掲載日:2023年10月20日
Q 渡辺聡一郎 議員(自民)
eスポーツは、日本だけでなく世界でも親しまれており、愛好者は、動画等で視聴する人数を含めると数億に上るとされています。今年の6月には、IOC国際オリンピック委員会が主催するeスポーツの世界大会がシンガポールで開かれました。eスポーツのオリンピック競技としての取扱いをIOCが検討しており、今後の動向も注目されております。
eスポーツ産業に力を入れる国も増加しており、アメリカ、韓国、中国、スウェーデンなどでは、毎年様々な国際eスポーツ大会が開催されております。こうした国際大会は、観光など様々な経済効果をもたらすMICEの国際イベントとして重要視されております。
福岡市では、行政や地域の企業を巻き込み、一民間企業では難しい規模の大会を実現したとのことです。埼玉県においても、観光や産業振興、地域活性化、県の魅力発信を目指し、eスポーツの国際大会の誘致を検討できないか、県民生活部長の見解をお伺いいたします。
A 島田繁 県民生活部長
本県には、さいたまスーパーアリーナ、ソニックシティなど、eスポーツの国際大会を開催するのに適した会場があります。
実際に、2019年と2021年にはSWGPという国際大会が開かれました。また、昨年6月には、さいたまスーパーアリーナで、世界中で人気のeスポーツタイトル「VALORANT」の国際大会につながる日本予選も開かれました。
昨年の大会では、2日間で2万6千人と多くの若者を集め、会場が熱気に包まれたと聞いており、eスポーツが持つ、地域活性化の可能性を感じたところでございます。
今後も更に、国際大会の誘致をするに当たっては、会場のポテンシャルだけでなく、県民のeスポーツに対する理解や気運の高まり、県内民間事業者の協力が必要と考えてございます。
将来的にも、県内で国際大会が開かれるよう、eスポーツの普及や裾野拡大、関係者とのネットワークづくりなど、大会開催の素地を作ってまいります。
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