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掲載日:2023年10月20日
Q 長峰秀和 議員(自民)
埼玉県では、SAITAMAロボティクスセンターの目指すべき姿としてコンソーシアムの構築支援を掲げてきました。コンソーシアムとは、センター利用企業、農大跡地立地企業、圏央道周辺ものづくり企業、ロボット導入支援企業、研究機関、大学等が共通目標となるロボット開発を共同で進めていく団体です。
このコンソーシアムとして現在は埼玉県ロボティクスネットワークの会員募集が始まっており、600社を超える企業や団体が会員となりました。7月に開催された令和5年度第1回ロボティクスセミナーと今週26日に開催された埼玉ロボネット分野別研究会物流編第1回に見学に参りました。用意した座席は関連企業からなる参加者でほぼ埋まり、大変に盛況でロボット開発への熱意を感じ取ることができました。
この埼玉県ロボティクスネットワークにおいては、ネットワーク内の会員同士の交流はもちろん、例えば、創業支援プロジェクトを通じて同センターと同様の社会的課題の解決を目指す渋沢栄一プロジェクトのエコシステムとして相互情報ネットワーク構築など、様々な展開が考えられます。こうした今後の展開について、産業労働部長にお伺いいたします。
A 目良聡 産業労働部長
令和8年度のロボティクスセンターオープンに向けて、本年7月、ロボット開発に関わる多様な主体を会員とする「埼玉県ロボティクスネットワーク」を設立いたしました。
キックオフセミナーには150人を超える来場者に御参加いただき、長峰議員にも御覧いただいたとおり、講演会・交流会が盛り上がって開催され、8月には農業、9月には物流と、分野別の研究会も実施したところです。
今後は、県内外のセミナーや展示会に出向いてネットワークを積極的にPRしていくとともに、会員に作成いただいた自社の技術などの強みを記したPRカードを活用いたしまして商談会も開催してまいります。
また、ロボット開発に取り組むスタートアップの育成支援におきましては、新事業の創出などを支援する「渋沢栄一創業プロジェクト」と連携を図り、それぞれの強みを生かしてまいりたいと考えております。
再Q 長峰秀和 議員(自民)
埼玉県ロボティクスネットワークの今後の展開については理解いたしました。
SAITAMAロボティクスセンターがオープンするのはまだ先の令和8年度になりますけれども、オープン後のネットワークの活動の予定について、再度、産業労働部長にお伺いいたします。
再A 目良聡 産業労働部長
いささか先のこととはなりますが、ロボティクスセンター開所後は、それまでネットワークで蓄えていただいたものを存分に開放して、フィールドでの実証実験や施設の最新機能をフルに活用していただき、先ほどの知事の答弁にもありましたが、埼玉発のロボット産業等を創出してまいりたいと考えております。
一方で、会員の企業や大学、工業高校等と連携いたしまして、小中学生向けのロボット教室やロボットコンテストなど、未来のロボット開発を担う人材を育成する取組も進めてまいりたいと考えております。
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