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掲載日:2022年10月19日
Q 金野桃子 議員(県民)
令和3年に、戸田翔陽高校の敷地内に戸田かけはし高等特別支援学校が設立され、川口市、戸田市、蕨市に在住の知的障害のある生徒が通学しています。戸田市にとっては、多くの皆様の念願の県立特別支援学校で、教職員の先生方の心のこもった教育の下、地域の皆様にお支えいただき、子供たちは楽しく学校生活を送っていると伺っており、関係者の皆様の御尽力に深く敬意と感謝を申し上げます。
さらに、地元では中学部をつくってほしいという声も根強くあります。戸田かけはし高等特別支援学校内に中学部をつくることはできないか、教育長にお伺いいたします。
A 高田直芳 教育長
知的障害特別支援学校では依然として児童生徒数が増加傾向にあり、中でも高等部の生徒が全体の約半数を占めていることから、小学部、中学部はもとより、高等部の学習環境の改善が喫緊の課題となっています。
こうした状況の中、戸田かけはし高等特別支援学校は、児童生徒の増加が特に著しい県南部地域の過密状況の緩和を図るため、県立戸田翔陽高校の敷地を活用し、高等部単独校として令和3年4月に設置いたしました。
高校の敷地内にある利点を生かし、高校におけるインクルーシブ教育を目指すとともに、カフェや食品加工室を整備するなど、卒業後の自立と社会参加を見据えた学校となっております。
また、議員お話しのとおり、学校には戸田市をはじめ近隣の川口市、蕨市から多くの生徒が通学しており、空き教室はない状況でございます。
そのため、戸田かけはし高等特別支援学校に新たに中学部を作ることは困難な状況にありますが、今後とも、県南部地域を中心とした知的障害特別支援学校の過密対策を進める中で、児童生徒の学習環境の改善に努めてまいります。
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