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掲載日:2022年10月19日
Q 金野桃子 議員(県民)
埼玉県では、県内の小規模保育など子育て支援に関する事業でこれから働くことを希望する方などに対し、必要な知識や技能等を習得するための研修を実施しています。私自身、昨年、保育士の資格を取得しましたが、保育士の資格取得を目指す者にとって、このような実践研修は非常に有意義です。
しかし、私の周囲では、熱意を持って応募したものの、何年間も連続して落選している人もいます。過去3年間の実績を確認すると、令和元年はデータがなく不明、令和2年度は1,198人が申し込み、そのうち905人の方が受講決定、令和3年度は1,265人が申し込み、そのうち799人が受講決定と、年々申込者が増えているものの受講決定者は減り、直近では当選率が60%余りと狭き門になりつつあります。
保育士不足が叫ばれる中、保育現場で働きたいという方を増やしていくことは喫緊の課題です。研修の中には見学実習があるものもあり、新型コロナウイルス感染症の状況や見学実習の受入れ状況を考慮しながら、一人でも多く受講できるよう拡大できないか、福祉部長にお伺いいたします。
A 金子直史 福祉部長
子育て支援員研修は、小規模保育施設や放課後児童クラブなどの施設で業務に従事することを希望している方に対し、必要となる知識や技能を修得していただくために実施しているものです。
受講定員については、これまでの申込状況や市町村における子育て支援員のニーズを勘案した上で、定めてまいりました。
一方、議員お話しのとおり、一部の講座については、保育所等での実習を国がカリキュラムで定めており、実習協力施設の確保が課題となって、受講定員を簡単に増やすことは難しい状況もございます。
また、ここ数年のコロナ禍においては、新型コロナウイルス感染症の対策も必要となったことから、受講定員を絞って、実施してまいりました。
今後は、市町村と緊密に連携して実習協力施設の開拓に力を入れ、受講定員の拡大に努めてまいります。
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