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掲載日:2022年7月12日
Q 井上 航 議員(県民)
来年、令和5年3月に相鉄・東急直通線が開業予定となっております。これにより相鉄線と東急線との相互直通運転が可能となり、東京メトロ南北線を経て、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線にもつながるほか、東横線と東京メトロ副都心線を経て東武東上線にも相互に乗り入れる広域鉄道ネットワークが形成されます。まだダイヤなどは発表されていませんが、埼玉から新横浜駅まで直通で行ける可能性が出てきたことになります。
この相鉄・東急直通線の開業は、埼玉県にとっては平成25年3月の副都心線の東横線直通運転に続く勝機であると考えます。開業までおよそ9か月となりました。観光戦略を考えるという意味では、決して時間的猶予はありません。早期の検討が必要と考えます。産業労働部長の御所見を伺います。
A 板東博之 産業労働部長
令和5年3月に予定されている相鉄新横浜線・東急新横浜線の開業に伴い、東武東上線や埼玉高速鉄道が新横浜方面へ直通運転を行う予定と聞いております。
これにより、乗り換えなしで本県に来られるエリアが拡大するほか、新横浜駅と川越駅間の所要時間が10分程度短縮される可能性があるなど、神奈川方面から本県各地へのアクセスが向上いたします。
今回の開業を、平成25年3月の東京メトロ副都心線の東横線直通運転に続く好機と捉え、県内の市町村や鉄道事業者等と連携した観光PRを行い、多くの観光客を呼び込みたいと考えております。
そこで現在、関連する鉄道事業者と、新横浜駅等における観光キャンペーンや、沿線住民向け広報誌でのPRの実施などを検討しているところでございます。
鉄道事業者だけではなく、沿線の自治体や観光協会と一緒にプロモーションに取り組み、新たな誘客につなげてまいります。
また、今年度は、神奈川県からの誘客のため、大河ドラマの主要人物である比企一族や畠山重忠ゆかりの地などを紹介する広告を神奈川新聞に掲載するほか、横浜駅などでの観光ポスターの掲示や、電車内での車内広告の掲出を行う予定でございます。
さらに、相鉄線や東急線の沿線には、横浜、川崎、湘南の3つのJ1リーグのチームがあり、埼玉スタジアムでの試合開催日には多くのサポーターが本県に来られます。
そこで、サッカー観戦以外でも埼玉に訪れていただくため、例えば試合開始前等の時間を活用し、埼玉スタジアム内の大型スクリーンや観光PRブースで、埼玉の観光や物産を紹介する取組を行います。
相鉄新横浜線・東急新横浜線の開業という好機をとらえ、観光客の増加と観光消費額の拡大を図ってまいります。
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