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ページ番号:206408

掲載日:2024年10月17日

令和3年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(権守幸男議員)

ものづくり人材の育成について - インターンシップ制度の拡充

Q   権守幸男 議員(公明)

インターンシップは、生徒が将来に向けて職業体験をする貴重な場となっています。インターンシップの参加は、必修のところもあれば希望のところもあり、学校によりますが期間はおおむね2月や夏休み期間に1日から3日間と短期です。
インターンシップを受け入れている企業の経営者にお話を伺ったところ、短い日数で一度だけでは単なる会社紹介や現場見学で終わることが多い。二度目に、それも長期の実施であれば十分な業務体験を行えるほか、会社や社員の雰囲気まで体感でき、就職後の自分が想像しやすくなる。さらに、同じ業種でも会社により風土が違うため、複数社体験させることで、もし風土の合わない企業に当たっても他社がフォローできれば、生徒がせっかく学んできた分野の業種を就職先候補から除外する可能性も低くなり、貴重なものづくり人材を失わずに済むとの御意見でした。
このように企業としても、インターンシップ制度の拡充が将来本県で活躍するものづくり人材の確保のため必要であると感じておられます。
そこで提案ですが、例えば1年生の終わりに一度目、2年生で二度目というようにインターンシップの機会を更に増やすことはできないのか、教育長に伺います。
 

A 高田直芳 教育長

インターンシップ制度は、生徒が企業で職業体験をすることにより高い職業意識を身に付ける上で有益であるとともに、企業側にとっても貴重なものづくり人材を確保する上で重要な機会となっております。
現在、全ての工業高校でインターンシップを実施しており、毎年約1,800人の生徒が参加しております。
議員御指摘のとおり、インターンシップの実施期間については、年間の学習計画上の位置づけもあり、企業の希望に必ずしも添えない状況にございます。
インターンシップは、生徒にとっては将来の職業観を養い、また、企業にとっては人材確保につながる重要な機会でありますので、今後、企業との連携をより一層強化するとともに、インターンシップの更なる充実に向けて検討し、可能なものから順次実施してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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