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ページ番号:206358

掲載日:2024年10月17日

令和3年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(権守幸男議員)

自宅療養者への支援の迅速化について - 市町村との連携

Q   権守幸男 議員(公明)

ファーストタッチの遅れは、自宅療養者への食事やパルスオキシメーターの配送にも大きな影響を与えます。何日間もパルスオキシメーターや食事が届かないというケースが相次ぎ、私たち公明党議員団にも不安と苦情の声が寄せられました。こうした状況下で、県内の市町村が独自に自宅療養者へパルスオキシメーターや食料などを届ける取組が相次いでいます。県にとっては大変ありがたい取組です。
そこで、まず自宅療養者に独自の支援を行っている県内の市町村の現状についてお答えください。
また、公明党議員団は9月6日、自宅療養者に食料やパルスオキシメーターなどの必要な支援をより迅速に届けるために、新規陽性者の情報提供を含め県は市町村と積極的に連携することを要望しました。これを受け、県は希望する市町村への情報提供を検討中と聞いています。
そこで、この情報提供はいつから、どのように行うのかを含め、市町村との連携について今後どのように行っていくのか、知事の見解をお聞きします。

A 大野元裕 知事

自宅療養者へ独自の支援を行っている県内の市町村の現状についてでございます。
第5波の新型コロナウイルス感染症の急激な感染拡大に伴って、保健所の業務がひっ迫する中、多くの市町村が自宅療養者に対する独自の生活支援サービスを立ち上げ、県の支援業務を補完していただいております。
例えば、自宅療養者に対する生活支援として、食料品の提供を行っているのは45市町、日用品の支給は24市町、パルスオキシメーターの貸出しは22市町が実施しております。
このほか、相談窓口を開設するなど、住民に身近な立場から、自宅療養者のニーズに合わせた支援が行われております。
次に、市町村との連携をどのように行っていくのかについてでございます。
県と市町村との連携につきましては、感染症法の規定に基づき、県と連携して自宅療養者への生活支援を行う市町村に対し、必要な個人情報を提供するという枠組みで実施いたします。
具体的には、自宅療養者にパルスオキシメーターの貸与、食料品や生活必需品などの支給や購入の代行、ゴミ出しの代行の3つの生活支援を全て実施する市町村に対し、県から必要な個人情報を提供いたします。
これによってパルスオキシメーターや食料品が療養者に届くまでに最大1日短縮することができます。
現在、自宅療養者に対する県と市町村との連携事業について、その枠組みを市町村に提示し、意向確認を行っているところです。
連携事業に参加する市町村とは、順次覚書を取り交わし、速やかに事業を開始いたします。
市町村との連携の前提となる個人情報の提供については、地方公共団体専用のネットワークを活用し、高度な情報セキュリティを確保してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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