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ページ番号:205910

掲載日:2024年10月17日

令和3年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(浅野目義英議員)

喀痰吸引のニーズ、研修受講者のニーズに応えることができているか - 介護福祉士について

Q   浅野目義英 議員(無所属)

介護福祉士は重要な戦力です。次の認識をお聞きください。
実務者研修の受講が修了していなければ、介護福祉士の受験資格がありません。その実務者研修にて学習する医療的ケアですが、実務者研修を修了していただけでは、医療的ケアを行うことはできません。実務者研修では、医療的ケアについての学習を行うことになりますので、実務者研修修了後に、喀痰吸引研修、つまり実地研修を受講することで、一部の医療的ケアを行うことができるようになります。
私は、この認識が余り周知されていないと思われてなりません。痰吸引を必要とされる人が不利益にならないようにと思っています。この認識について正しいか正しくないか、そして周知されているかいないかについて、福祉部長、答弁をください。

A   山崎達也 福祉部長

介護福祉士を目指す方が受講する研修として、介護福祉士実務者研修がございます。
この介護福祉士実務者研修のカリキュラムの中には、喀痰吸引や経管栄養について講義と演習で学習する医療的ケアの科目がございます。
このため、介護福祉士実務者研修を修了した方は、喀痰吸引等研修のうち実地研修のみを受講することで、喀痰吸引などの医療的ケアができる 認定特定行為業務従事者の認定要件を満たすものでございます。
県としては、喀痰吸引などの医療的ケアを担える人材を増やせるよう、訪問介護事業所などに、その周知を図ってまいります。

再Q   浅野目義英 議員(無所属)

私は、質問の最後の部分で、痰吸引を必要とされる人が不利益にならないようにとお問い掛けをしています。人数はちゃんとそろっているか、バランスよくなっているのか、そしてこの経費については補助ができるのかなど、様々な問い掛けをしてきましたけれども、再質問をさせていただきたいと思います。
埼玉県の福祉行政のトップとして、痰吸引を必要としている人、不利益にならないように、その一言をいただきたいと思います。

再A   山崎達也 福祉部長

喀痰吸引を必要とする方が、困ることなく、そして不利益になることなく、地域で安心して暮らしていけるような環境を整えていくことが何よりも重要と考えています。
そうしたことから、喀痰吸引等に対応できる事業所の拡充、介護福祉士実務者研修を修了している方への周知などによる、喀痰吸引に対応できる人材の養成など、積極的に取り組んでまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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