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掲載日:2024年10月17日
Q 石川忠義 議員(県民)
県警では、歩行者優先「KEEP38プロジェクト」、歩行者優先モデル事業所や歩行者ファースト路線の指定をはじめ、各警察署でも啓発活動を積極的に進め、効果が上がっているようです。
今後もこれを進めるとともに、更に県警としても積極的に取り組むべきですが、警察本部長に伺います。
A 原和也 警察本部長
まず、県警察では、運転者に対し、信号機のない横断歩道における歩行者優先の意識を定着させるため、交通安全教育や交通指導取締り等の各種取組を強力に推進しているところであります。
議員御指摘のとおり、歩行者が手を上げることにより、運転者に対して横断する意思を明確に伝えることは、交通事故防止上、大変重要であると考えております。
実際に、県警察において、信号機のない横断歩道において車の停止率を調査いたしましたところ、歩行者が手を上げなかった場合の停止率が5割以下であったのに対し、手を上げた場合の停止率は8割を超え、その効果が認められたところであります。
このような調査結果等を踏まえ、県警察では、手上げ横断の重要性について、県警察ホームページやチラシを作成して県民の方々に対し周知を図っております。
また、子供向けの教育用イメージキャラクター「サインちゃん」の着ぐるみやパネル等を作成し、交通安全教育の場で活用しているほか、今回の秋の全国交通安全運動においても、人気キャラクター「リラックマ」を活用した啓発活動を展開いたしました。
今後も、関係機関と連携して、運転者の方々に対し、横断歩道における歩行者優先意識の定着を図ることはもとより、歩行者に対しては、手上げをはじめ、自らの安全を守るための交通行動を促す取組を積極的に行ってまいります。
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