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ページ番号:205670

掲載日:2024年10月17日

令和3年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(石川忠義議員)

危険なバス停の改善に県として対応すべき - 「県バス停留所安全性確保合同検討会」で議論する前提として、地元の声を実態把握すべき

Q   石川忠義 議員(県民)

県バス停留所安全性確保合同検討会では、横断歩道を中心とした危険なバス停についての検討が中心です。一方で、Cランクとして、地域住民等の意見や各都道府県の実情に応じて抽出したバス停留所というカテゴリーがあります。しかしながら、抽出されたCランクの危険なバス停一覧表を見ると、バス停数が少ないことと併せて地域に偏りがあるなど、実態とかけ離れた内容になっていると言わざるを得ません。実際に地域住民などから寄せられた意見によって、検討や対策が進められている危険なバス停の実績はほとんどないと聞いています。
同検討会では、県内全ての市町村と県が加わっています。同検討会で検討する前提として、県からは市町村に対し地元の声を集めるよう協力依頼するなど実態把握に努めるべきですが、知事の考えを伺います。

A   大野元裕   知事

埼玉県バス停留所安全性確保合同検討会において、危険なバス停としての優先度の判定は、運輸支局及びバス事業者が中心となり、関係機関の協力を得ながら行っております。
地域住民の意見を聞くことについては、検討会が設定するバス停留所安全性確保対策実施要領において「各運輸支局等は、交通安全上問題と思われるバス停留所について、地域住民や利用者から意見募集を行う」とされております。
しかしながら、地域住民の意見は運輸支局のホームぺージから伝えることとなっておりますが、実際に意見の数は非常に少ないというふうに伺っております。
「危険なバス停を改善する」には、バス停の危険性を一番身近に感じている地元の声が不可欠と思いますので、道路管理者以外の立場として各自治体が意見を述べることができたり、あるいは、積極的に地域住民の声を集めることができるよう、今後検討会等の場において、要請をしたいと思います。
また、本県としてもホームページなどを活用し、関係機関との連携を強化しながら、危険なバス停の実態把握の実効性を高めることができるよう検討会を支援してまいりたいと思います。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
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