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ページ番号:201252
掲載日:2024年7月4日
Q 関根信明 議員(自民)
新大宮上尾道路は、国道17号の慢性的な渋滞緩和や、埼玉県中央地域の健全な発展を目的とした道路です。さいたま市中央区円阿弥から上尾市堤崎、与野、上尾南間の延長8キロが事業化されており、事業予算は有料道路を含めて約2,000億円となっております。
国土交通省関東地方整備局、首都高速道路株式会社の共同事業により、令和2年3月、都市計画事業の承認及び許可がなされ、早期完成に向け進めていただいているところです。また、新聞によりますと、先頃、関東地方整備局、埼玉県、さいたま市などにより、2021年度、埼玉県事業連絡協議会がウェブ開催され、情報の共有、事業の早期執行等を話し合われたとのことであります。
新大宮上尾道路は、2つの共同事業者が進める道路でありますから、県の意思が入りにくいとは存じますが、関係地方自治体として費用負担をするわけですので、関わりを強めていただくようお願い申し上げます。
そこで、同道路事業は令和3年度、国の予算が28億9,000万円ついておりますが、確認をさせていただきます。同道路事業の進捗状況は順調に進んでいるのか、また、今後の見通しについて県土整備部長の御所見をお伺いします。
A 北田健夫 県土整備部長
新大宮上尾道路は、さいたま市中央区から圏央道を結び鴻巣市箕田に至る延長約25.1キロメートルの高架構造の自動車専用道路で、県の中央部を南北に縦断し、埼玉の要となる道路です。この道路の整備により、国道17号の慢性的な交通渋滞の緩和や物流の効率化による産業活動の支援、首都圏広域防災拠点に位置付けられているさいたま新都心へのアクセス強化など、大きな効果が期待されております。現在、(仮称)与野ジャンクションから(仮称)上尾南出入口までの延長約8キロメートル区間について、国と首都高速道路株式会社が共同で事業を進めております。
御質問の進捗状況でございますが、これまでに道路の測量や設計、都市計画の手続きを行い、令和2年度には地元説明会が開催され、用地取得に着手したところでございます。
今後の見通しでございますが、引き続き、用地取得を進めるとともに、令和3年度からはさいたま市宮前地区において、新たに橋りょう下部工事に着手すると国から伺っております。
県といたしましては、今後も事業が円滑に進むよう沿線の関係市と連携しながら、事業区間の早期完成と圏央道までの早期事業化をあらゆる機会を通じて国に働きかけてまいります。
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