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掲載日:2023年7月10日

令和2年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(高橋稔裕議員)

東武伊勢崎線花崎踏切の渋滞対策と久喜騎西線バイパスの早期整備について

Q  高橋稔裕  議員(無所属)

加須市では、多くの先人の御努力により、埼玉県済生会加須病院の整備が進んでおります。加須市全域からこの病院にアクセスするためには、南北をつなぐ県道北中曽根北大桑線の花崎踏切の渋滞を解消すること、同線に接続し東西をつなぐ久喜騎西線を早期に開通させることが必要になります。
特に、栗橋のほうが近かった大利根地区、併せて旧栗橋町の方は切実です。新病院を目指す際、県道北中曽根北大桑線を通り、東西に走る東武伊勢崎線を渡るわけですが、その花崎踏切は30年来、交通渋滞が慢性化している踏切です。現道をオーバーブリッジにすることを再三執行部に相談するも、色よい回答はいただけずに来ました。一向に進まない状況を地域の方も分かってか、最近、市街地を避け、高速道路の側道を利用して東武線のオーバーブリッジを建設し、久喜騎西線のバイパスまで接続することで交通渋滞を解消する方法があると、要望の声が強くなっております。
そこで、東武伊勢崎線周辺踏切渋滞対策の展望について、県土整備部長にお伺いします。
また、この県道北中曽根北大桑線に接続し、加須市南部を東西に結ぶ久喜騎西線バイパスは、急ピッチに工事が進んでいるように見受けられます。久喜騎西線バイパスの整備については、現在進めている区間で事業を終えるのではなく、西は羽生、行田を、東は久喜市内や大利根、旧栗橋との接続を念頭に延伸させていくことが必要だと考えます。少なくとも加須市の市街地を南北に通る道路への接続ではなく、容易に行き来がしやすい郊外の幹線道路まで接続しないと、渋滞を助長します。その点も踏まえ、県道久喜騎西線バイパスの整備の状況と今後の見通しについて、県土整備部長にお伺いします。

A  中村一之  県土整備部長

御質問の花崎踏切は、過去に土地区画整理事業で計画的に宅地や道路が整備された区域内にあり、県道と鉄道を立体交差させる計画はございません。
なお、花崎駅西側には加須市が整備した花崎陸橋がございますが、更なる踏切の渋滞対策につきましては、地元加須市と研究をしてまいります。
また、県道久喜騎西線バイパスにつきましては現在、県道北中曽根北大桑線から市道148号線までの約3.9キロメートル区間で整備を進めております。
このうち、県道加須菖蒲線から市道148号線までの約1.2キロメートル区間は、済生会加須病院の開業に合わせ、令和3年度までに順次供用できるよう、重点的に整備を進めているところです。
今後も地元の皆様の御理解と御協力をいただきながら、工事中区間の早期完成に取り組んでまいります。
また、事業区間の延伸につきましては、令和元年度に市道148号線から県道礼羽騎西線までの約1.3キロメートル区間の路線測量を実施いたしました。
今後は、事業中区間の進捗状況を勘案しながら、事業着手の時期などを検討してまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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