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掲載日:2019年7月12日
Q 木下高志 議員(自民)
平成29年、埼玉県鶴ヶ島ジャンクション周辺地域基本計画が策定され、AIやビッグデータといった第4次産業革命分野の活用により地域の産業振興が進められております。本年度からは県と周辺13市町が連携した実証実験が始まる予定であり、圏央鶴ヶ島インターチェンジ周辺の再整備も進められておりますが、地域のアクセス道路となる新川越越生線の整備を早期に進める必要があると考えます。
本路線は、県西部地域の骨格を担う重要な路線であります。平成28年度から関係市町と県で構成する研究会が設立され、道路整備に伴う経済波及効果などの検証も進められてまいりました。その結果、平成30年度には、最も効果の高い国道407号鶴ヶ島日高バイパスから県道日高川島線までの区間について調査に着手されました。本路線の整備は地域の活性化にも大きく貢献することが期待されており、地元住民も注目しております。
そこで、新川越越生線整備について、この区間の現在の進捗と今後の見通しを県土整備部長にお伺いいたします。
次に、県道日高川島線・一本松交差点の渋滞解消について伺います。
一本松交差点は、県道日高川島線と県道川越越生線、市道が交差する五差路であります。朝夕の通勤通学時間帯を中心に激しい交通渋滞が発生しております。これまでに渋滞緩和策を講じていただいておりますが、依然として渋滞解消には至っておりません。
そこで、一本松交差点の渋滞解消を今後どのように進めていくのか、県土整備部長にお伺いいたします。
A 中村一之 県土整備部長
まず、新川越越生線の整備についてでございます。
この路線は川越市の国道16号と越生町の県道飯能寄居線を結ぶ県西部地域の幹線となる計画路線です。
ご質問の国道407号鶴ヶ島日高バイパスから県道日高川島線までの区間は、土地区画整理事業により整備済みの区間を除く延長約1.1キロメートルの区間において、平成30年度から道路線形や立体交差の形状について検討を進めてまいりました。
令和元年度は、国道407号鶴ヶ島日高バイパスから、土地区画整理事業区域までの740メートルについて予備設計を進めてまいります。
また、東武越生線との立体交差部についても東武鉄道との協議に着手してまいります。
今後は、立体交差部の構造を決める予備設計など、都市計画決定に向けた作業を順次進めてまいります。
次に、一本松交差点の渋滞解消についてでございます。
この交差点は五差路であり、これまでにも右折避譲帯など緊急的な対策を講じてまいりましたが、現在も朝夕の通勤、通学時間帯を中心に交通渋滞が発生している状況です。
このため、交差点の渋滞を解消するためには十分な長さの右折帯を整備する必要があると考えております。
今後は、渋滞状況を踏まえ、早期に整備効果が発現できる対策を決定し、地元の皆様の御協力をいただきながら事業の推進に取り組んでまいります。
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