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掲載日:2024年10月8日
Q 松坂喜浩 議員(改革)
市野川につきましては、諏訪堰下流から慈雲寺橋までの左岸堤防天端にクラックが縦断的に入っており、吉見町江綱地区からは早期の対応と要望が寄せられてきました。この箇所の対策は、経過観察しながら詳細な調査の後に行うと聞いておりますが、クラックの対応と市野川の改修の見通しについて、県土整備部長にお伺いいたします。
A 西成秀幸 県土整備部長
市野川堤防天端のクラックの対応につきましては、平成29年6月に諏訪堰の下流左岸の堤防天端にクラックが見つかり、応急対策としてブルーシートで覆うとともに、原因把握のための地質調査などを行いました。
その結果、堤防表層の粘性土が乾燥してクラックが生じたものと考えられ、その後も経過観察を続け進行がないことを確認してまいりました。
この箇所につきましては、非出水期となる11月から行う堤防の改修工事の際にクラックが発生した部分の土を良質土に置き替える予定です。
次に、市野川の改修につきましては、現在、吉見町江綱地内の新江川合流点から県道行田東松山線の簗瀬橋までの約5.6キロメートル区間の河川改修を進めております。
現在の用地買収率は94%、工事進捗率は54%となっております。
平成30年度は、流下能力が不足し治水上ネックとなっている諏訪堰の上流に新たな堰の整備を進めております。
今後の改修見通しにつきましては、新たな堰の完成後、現在の諏訪堰の撤去とその上下流の堤防の整備を進めてまいります。
今後とも、地元の皆様の御理解と御協力をいただきながら、市野川の改修を進め、地域の治水安全度の向上を図ってまいります。
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