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掲載日:2023年10月13日
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令和5年8月15日、白岡市でねぎと日本なしの生産・販売事業を手掛けるアルファイノベーション株式会社の山田浩太代表取締役に、当センター所長からS-GAP実践農場の評価書を交付しました。
同社は、平成24年に農業に新規参入して青ネギの生産を開始し、現在は青ネギ・白ネギを約23ha生産し、独自の産直取引ネットワークを構築して、大手外食チェーンや食品加工会社などへ販売しています。
また、近年、白岡市の特産品である日本なしが、後継者不足から担い手が減少し、生産技術の伝承が危ぶまれる中、新たな担い手として日本なし生産にも参入して、地域の伝統産業の維持・発展にも寄与しています。
山田代表取締役は、農産物流通においては、安心・安全な農産物を提供することは当然として、いかに鮮度のよいものを届けることができるか、が重要であると考えています。さらに、自社製品だけでなく全国各地の協力生産者とのネットワーク構築を進め、別法人として障がい福祉事業を立ち上げて、農福商連携による相互成長できるグループ連携の展開を進めています。
同社では、既に国際水準のJGAP認証を受けていますが、S-GAPの取得も併せて、持続可能な農業の実践農場として、今後ますます発展されることが期待されます。
令和5年9月11日、春日部市内牧でいちごや日本なしを生産している株式会社なが街道(折原果樹園)の折原透高代表取締役に、当センターの南原副所長からS-GAP実践農場の評価書を交付しました。
折原果樹園は、古くから日本なしをはじめ、キウイフルーツ、ぶどう、柿を生産してきましたが、平成30年にいちごの生産ハウスを整備して令和元年からいちごの観光農園(高設栽培)を開始し、令和2年2月に法人化するなど農業経営の発展を進めています。
同社では、経営改善の一環として、新たに参入したいちごについて、安全で持続可能な農業の実践に取り組み、この度、S-GAPの評価項目の全てを高いレベルでクリアしていることが確認できました。
いちごは、2つのハウスで観光いちご園として摘み取りができ、同園で直売される他、市内の学校給食にも提供されています。
同園では、例年、1月5日頃からいちごの摘み取りが始まります。年が明けたら、安全・安心にこだわった折原果樹園(電話 090-3478-3888)へ、いちご狩りに出かけてみませんか。
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