トップページ > 県政情報・統計 > 県概要 > 組織案内 > 企画財政部 > 企画財政部の地域機関 > 北部地域振興センター本庄事務所 > 一度は必ず訪れたい名所・小平(こだいら)~part2 本庄市観光農業センター~
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掲載日:2023年2月7日
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次にお話を伺ったのは、本庄観光農業センターを管理している立花勲さんと清水義雄さんです。
本庄観光農業センターでお話を伺った立花勲さんと清水義雄さん。仲良しなネットワークひがしこだいらのメンバー。
ネットワークひがしこだいらは地域活性化のために、本庄観光農業センターを中心として活動しています。平成22年から当施設の指定管理者になりました。ネットワークひがしこだいらは、平等山宝金剛寺成身院百体観音堂の管理運営、小平獅子舞の保存、根岸川源流周辺の清流を復元する「緑と川の再生」などのほかにも、文化財保護や環境活動など、地域に根差した様々な活動をしています。東小平の百体観音堂は、日本三大さざえ堂の一つにも数えられているほど迫力があり、高台からの景色は本当に素晴らしいです。
平等山宝金剛寺成身院百体観音堂
百体観音堂の高台からの眺め (写真:根岸久さん)
また高窓の里では、本庄・児玉地区の原風景が楽しめます。小平地域は児玉郡市のサイクリングマップ「デイトリップペダル」(別ウィンドウで「TABIRIN」のサイトが開きます)に登録されています。自転車に乗りながらあじさいの小路を楽しむのもいいですね!
(上)蓮 (下)ユリ
あじさいの小路だけでなく、本庄観光農業センターの周りには美しい草花が咲いています。
そんな美しい小平に、私自身も思い入れがあります。
祖父に連れられて小平を訪れ、そこで高窓の里の絵を描きました。それが私にとって初めて描いた風景画で、小平の美しさに感動したことを覚えています。私は子供なりに一生懸命に描きましたが、祖父の描く絵を見ると、小平の美しさがそのまま表現されていました。そして私も祖父のように、美しい小平を上手く描けるようになりたいと思い、絵画を始めました。小平の美しい風景を見ると、私に絵を好きにさせてくれたことと、祖父との楽しい思い出が今でも鮮明に蘇ってきます。
皆さんも小平を訪れることで、一生の素敵な思い出を作れるかもしれませんね。
美しい高窓の里の風景 (写真:根岸久さん)
魅力あふれる小平ですが、高齢化や過疎化などの課題があります。
そんな課題に目を向け、しっかりと向き合っているのがネットワークひがしこだいらです。
例えば、後継者がいなくなった田んぼを利用して、小学生が田植え・稲刈り体験できるイベントを開いています。こうした活動によって、使われていない田んぼの再利用が可能となり、未来を担う子供たちに農業の大変さやその重要性を伝えることができます。その他にも、伝統文化である獅子舞を地元の子供に指導する活動をはじめ、しめ縄飾り作り、そば打ち体験など、子供から大人まで参加できるイベントを開催し、地域住民の交流を促進しています。
このようにネットワークひがしこだいらは、地元住民とのコミュニティの輪を広げ、郷土愛を育むための活動をしているのです。素晴らしいですね!!
本庄観光農業センターの立花さんと清水さんにお話を伺ったことで、ネットワークひがしこだいらが中心となって、地域の皆さんと支え合いながらより良い小平の地域づくりをしていることが分かりました。
地元の文化や自然を愛する心が小平の皆さん1人ひとりを繋いでいるのです。地元住民の絆も、小平の一つの魅力なのではないでしょうか。
★本庄市観光農業センター
Tel: 0495-72-6742
(定休日: 木曜日)
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