鴻巣ブレス総合型スポーツクラブ

特定非営利活動法人鴻巣ブレス総合型スポーツクラブ

団体の概要

子供から高齢者までの多世代に、各種スポーツ活動や文化活動を行い、健康な体づくり及び地域コミュニティーに寄与する目的で活動している。
活動場所は主に、市内の総合体育館や小中学校で、月曜～土曜まで定期教室（バスケットボール、ストレッチ、エアロビクス）を開催し、幅広い分野で活動している。各講師は日本スポーツ協会公認スポーツ指導員等の資格を持ち、スポーツを「する」「見る」「ささえる」をモットーに年齢・習熟度に応じて個々に指導しており、会員数は男性・女性ほぼ半数で約220名となっている。

活動のきっかけ

小・中学生の活動を見学する機会があったが、監督やコーチが生徒を大声で叱責するのを目の当たりにし、自身が学生としてプレーしていた頃と指導方法が変わらず、その経験から生徒を委縮させるだけで、楽しむこととは程遠く上達するのも遅いと考えていた。そこで、スポーツの楽しさを伝えるため、バスケット教室をはじめ、サッカー教室、エアロビクス教室、ストレッチ教室を平成22年に総合地域型スポーツクラブとしてNPO法人化し、今に至っている。

活動するうえで大切にしていること

総合型スポーツクラブには様々な年代と習熟度の子供が集まる。そのため学校での部活に見られる学年別の横の関係だけではなく、年代の枠を超えて教えて教えられ、褒めて伸ばすことにより、横や斜めの子供同士のコミュニケーション関係が生まれ、上達することにより自信に繋がっていく。子供たちがスポーツを通じて自立するためには指導者は何をすべきかを常に念頭に置いて活動している。

こういった教室での活動を経て、教えることや上達することの楽しさを体験したメンバーが成長し、現在はボランティアスタッフとして活動に関わってくれている。