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掲載日:2024年12月13日
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三郷市は、古くは天領として、万葉集にも詠われた早場米を江戸に供給する地域でしたが、昭和47年の市制施行以来、JR武蔵野線の開通や、常磐自動車道、首都高速6号線、東京外環自動車道の高速道路により交通利便性が向上し、飛躍的に発展してきました。
平成17年のつくばエクスプレスの開業や、「ピアラシティみさと」、「新三郷ららシティ」など大型商業施設が相次いでオープンするなど、一層の賑わいを見せています。
三郷市は、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会においてギリシャ共和国のホストタウンに登録されており、スポーツをはじめとした交流が盛り上がりを見せています。
また、三郷市は「日本一の読書のまち三郷」を推進しており、読書活動の取組が全国に広がっています。そこで、スポーツと文化に関連して、充実した施設を誇る三郷市陸上競技場と日本一の読書のまちの取組をそれぞれ紹介します。
平成30年6月3日にオープンした三郷市陸上競技場は、「セナリオハウスフィールド三郷」の愛称で親しまれている施設です。セナリオハウスフィールド三郷では、陸上競技を始め、サッカーやラグビーが行われています。
セナリオハウスフィールド三郷は、市民だけでなく、都内を含む市外のかたにも利用されています。主に団体のレクリエーションやサッカー・ラグビーの大会で利用するほか、陸上競技の練習など個人や団体での利用も多くなっています。
セナリオハウスフィールド三郷で行われる主な行事として、7月のスポーツセミナー、10月のスポーツフェスティバル(市民体育祭)、2月のシティハーフマラソンがあります。中でも今年度で通算51回目となったシティハーフマラソンは、2018年度からセナリオハウスフィールド三郷で開催され、北は北海道、南は沖縄から約5,000人が参加し、大規模なイベントとなっています。セナリオハウスフィールド三郷には、大型映像装置が設置されており、ランナーがゴールした瞬間が大画面に映し出されるので、参加者からも大変好評のようです。
セナリオハウスフィールド三郷は、日本陸上競技連盟第4種公認の施設です。このような施設を身近で手軽に利用できることが地域の魅力となっています。
陸上競技、サッカー、ラグビーができるセナリオハウスフィールド
三郷市は、読書活動をとおして人と人との絆を結び、誰もが、いつでも読書に親しみ、心豊かに暮らすことができる、文化のかおり高いまちを創ることを願い、平成25年3月18日三郷市議会の議決を経て「日本一の読書のまち」を宣言しました。
小中学校では、読書への関心を高めるため学校の廊下に本を並べ、いつでもどこでも読書ができる環境を整える「ブックストリート」の整備や、市で選定したおすすめの本100冊を読破した児童・生徒を読破賞として表彰するとともに、子どもたちに読ませたい詩や俳句などをまとめた資料集「言葉の力」を市で作成し教材として活用しています。また、毎年1月中旬から下旬に「読書ウィーク」を設定し、学校読書活動の展示を行うとともに、最終日には読書フェスティバルを開催し、「全国家読(うちどく)ゆうびんコンクール」の表彰式を行っています。
「全国家読(うちどく)ゆうびんコンクール」は三郷市が行う全国的な取組として、読んだ本の面白かったことや感動したことを文章や絵で表現し、家族等に手紙で伝えるというものです。平成26年度に始まって以来、毎年三郷市で開催され、現在では全国各地から多数の応募があるそうです。
このほか、市では、小学校6年生の希望者を対象に、子どもの読書活動を推進するリーダーとなる「子ども司書」を育成する「子ども司書養成講座」を開催しています。認定された子ども司書は、様々な施設やイベントで絵本の読み聞かせや、読書に関わる活動を行います。
また読書の秋を楽しむイベントとして、毎年「文学講演会」と「秋の読書まつり」が開催されています。文学講演会では、毎年著名な作家をお招きし、執筆に関する貴重なお話を聞く場として参加者より好評をいただいています。秋の読書まつりでは、子ども司書や市内で活動するボランティア団体のかたの読み聞かせや発表のほか、屋外でも様々な催しを開催し、子どもから大人まで一日中楽しめる工夫をしています。参加することで、読みたい本にもきっと出会えることでしょう。
令和元年度の文学講演会の様子(1)(講師:林真理子氏)
令和元年度の文学講演会の様子(2)(講師:林真理子氏)
子ども司書による読み聞かせ
イラストレーターのミヤタチカさんによるお絵かき講座
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