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掲載日:2024年10月16日

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第259回簡易アンケート「あん摩マッサージ指圧・はり・きゅうに関する調査について」の結果を公表しました

1.調査の概要

(1)調査形態

  • 調査時期:令和6年9月5日(木曜日)~9月11日(水曜日)
  • 調査方法:インターネット(アンケート専用フォームへの入力)による回答
  • 対象者:県政サポーター 3,472名(うち、県内在住 3,217人)
  • 回収数:2,460人(うち、県内在住2,270人)、回収率:70.9%(うち、県内在住70.6%)
  • 回答者の属性:(百分率表示は、小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計は100%にならない場合がある。)

回答者の属性

  人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
全体 2,460(2,270) 70.9(70.6)

 

年齢 人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
16~19歳

11(10)

0.4(0.4)
20~29歳 88(78) 3.6(3.4)
30~39歳 234(207) 9.5(9.1)
40~49歳 452(419) 18.4(18.5)
50~59歳 692(642) 28.1(28.3)
60~69歳 500(456) 20.3(20.1)
70歳以上 483(458) 19.6(20.2)

 

職業 人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
個人事業主・会社経営者(役員) 241(222) 9.8(9.8)
家族従業(家業手伝い) 12(10) 0.5(0.4)
勤め(全日) 907(820) 36.9(36.1)
勤め(パートタイム・アルバイト) 424(404) 17.2(17.8)
専業主婦・主夫 366(337) 14.9(14.8)
学生 42(36) 1.7(1.6)
その他、無職 468(441) 19.0(19.4)

 

性別 人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
男性 1,313(1,206) 54.9(54.7)
女性 1,046(967) 43.7(43.8)
回答なし 33(33) 1.4(1.5)

※任意回答

(2)調査結果の見方

  • 設問中の( )内の数字及びグラフの中の数字は、回答比率(%)です。
  • 回答比率(%)は小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計と全体またはカテゴリーを小計した数値が、100%にならないことがあります。
  • グラフの中で「n」とあるのは、その質問の回答者の総数を示し、回答比率は「n」を基数として算出しています。
  • 複数回答の質問については、その回答比率の合計は、100%を超える場合があります。

2.調査の目的

あん摩マッサージ指圧、はり、きゅう及び柔道整復を行うためには、それぞれ国家資格が必要であり、無資格者による施術は法律により禁止されています。
また、健康被害を起こす恐れがあるため、埼玉県では、厚生労働省とともに、無資格者による施術の防止に努めているところです。本調査は、県民の医業類似行為の認知度及び理解度等を把握し、今後の業務の参考とさせていただくため、アンケートを実施しました。

担当課

保健医療部 医療整備課 医務・医療安全相談担当 電話:048-830-3539(E-mail a3530-03@pref.saitama.lg.jp

<回答にあたって>
埼玉県では、国家資格を有する施術者がいる店舗に対して、施術所開設届出事項証明書を発行しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
○あん摩マッサージなどの無資格者の施術にご注意を(リンク先:https://www.pref.saitama.lg.jp/a0703/tyuikanki.html)

2.調査結果

あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう・柔道整復の施術に関する資格の要否について

→「知っている」が8割半ば(85.0%)

質問1

あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう・柔道整復の施術を業とするには、国家資格が必要であることを知っていますか。

q1

あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう・柔道整復の施術を業とするには国家資格が必要であることを知っているか尋ねたところ、

「知っている」が8割半ば(85.0%)で大半であった。

あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう・柔道整復の施術に関する資格の有無への意識について

→「意識している」が3割半ば超(37.3%)

質問2(質問1で「知っている」と回答した方にお伺いします。)

あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう・柔道整復の施術を受ける際に、施術者の国家資格の有無を意識していますか。

q2

あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう・柔道整復の施術を受ける際に国家資格の有無を意識しているか尋ねたところ、「意識している」との回答が3割半ば超(37.3%)であり、「意識していない」とした2割半ば(24.6%)を上回った。

なお、施術を受けたことがない、との回答は4割弱(38.1%)であった。

あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう・柔道整復の施術に関する保険診療について

→「知っている」が7割弱(68.6%)

質問3

あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう・柔道整復は、疾病によって医療保険が使用できることを知っていますか。

q3

あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう・柔道整復の施術は、疾病によって医療保険が適用できることを知っているか尋ねたところ、「知っている」が7割弱(68.6%)であり、「知らない」の3割強(31.4%)を上回った。

あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう・柔道整復の施術経験について

→「受けたことはない」が5割半ば(54.4%)

質問4

あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう・柔道整復の施術を受けたことはありますか。

q4

あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう・柔道整復の施術経験の有無を尋ねたところ、「受けたことはない」との回答が5割半ば(54.4%)であり、「受けたことある」とした4割半ば(45.6%)を上回った。

あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう・柔道整復の内、受けた施術の種別について

→「あん摩マッサージ指圧」が6割弱(59.9%)

質問5 (質問4で「受けたことがある」と回答した方にお伺いします。)
あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう・柔道整復の内、どの施術を受けましたか。(あてはまるものすべて)

q5

質問4で「受けたことがある」と回答した方にどの施術を受けたかを尋ねたところ、「あん摩マッサージ指圧」が6割弱(59.9%)で最も多く、次いで「はり」が5割強(53.6%)であった。

あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう・柔道整復の施術を受けた理由について

→「慢性疾患(神経痛、リウマチ、五十肩、腰痛症等)」が6割半ば(65.1%)

質問6(質問4で「受けたことがある」と回答した方にお伺いします。)
どういった理由(体の症状等)で医業類似行為の施術を受けましたか。(あてはまるものすべて)
q6

質問4で「受けたことがある」と回答した方にどういった理由で施術を受けたかを尋ねたところ、「慢性疾患(神経痛、リウマチ、五十肩、腰痛症等)」が6割半ば(65.1%)で最も多く、次いで「急性期疾患(骨折、打撲、脱臼、捻挫等)」が4割強(43.5%)であった。

あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう・柔道整復の施術への利用希望について

→「受けたい」が8割弱(78.9%)

質問7
あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう・柔道整復の効果や安全性が理解できれば、施術を受けたいと思いますか。

q7

あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう・柔道整復の効果や安全性が理解できれば、施術を希望するかについて尋ねたところ、「受けたい」が8割弱(78.9%)であった。次いで「受けたくない」が2割強(21.1%)であった。

民間療法(いわゆるカイロプラクティックや整体)の施術に関する資格の要否について

→「知らない」が5割半ば(54.0%)

質問8
民間療法(いわゆるカイロプラクティックや整体)は無資格でも業とすることができることを知っていますか。

q8

民間療法は資格を要さず業とすることができることを知っているかについて尋ねたところ、「知らない」が5割半ば(54.0%)であり、「知っている」の4割半ば超(46.0%)を上回った。

民間療法(いわゆるカイロプラクティックや整体)による施術経験について

→「利用したことはない」が6割半ば超(66.5%)

質問9
民間療法(いわゆるカイロプラクティックや整体)を利用したことがありますか。

q9

民間療法の利用経験の有無について尋ねたところ、「利用したことはない」が6割半ば超(66.5%)であり、「利用したことがある」が3割強(33.5%)であった。

資格を有する店舗と有していない店舗の見分けについて

→「知らない」が8割強(83.9%)

質問10
県では、国家資格を有する施術者がいる店舗に対して、施術所開設事項届出証明書を発行しています。そのことを知っていますか。

q10

施術所開設事項届出証明書の発行について知っているかを尋ねたところ、「知らない」が8割強(83.9%)で、「知っている」が1割半ば超(16.1%)であった。

自由意見

質問11
 埼玉県が行う医業類似行為の資格の要否に関する注意喚起について、ご意見、ご要望などありましたら、自由にお書きください。

<主なご意見>

  • いろいろなものが乱立しているのでもっとわかりやすくしてもらいたい。
  • これまで、施術の経験機会がないがいろいろ”資格”が必要であることを初めて知った。
  • 抜き打ちの立ち入り調査や潜入調査を実施して、取り締まりと罰則の強化を。なんとなく危険な感じがして利用したことがないが、本当は施術をうけてスッキリしてみたい。
  • カイロと柔道整復の違いがわからない。
  • 初めて知ったこともあり、広報が必要だと感じた。
  • 針治療は高い効果があったという話を聞いていて、受けてみたいと思う一方、害がある、という話も聞いていて、安全性を詳しく知りたいと思います。また、保険適用外になると思っていたので、保険が使えれば受けやすくなるので、詳しく知りたいです。
  • 悪質な業者が業務できないようしっかりと管理してほしいです。
  • 資格や保険適用や料金体系などを必ず入り口に掲示する制度を創設してほしい。
  • コロナなどの感染症の問題もあり、県として類似行為だけではなく、衛生管理面に十分指導の行き届いた管理体制をお願いしたい。
  • 人の身体に直接施術するわけですから、民間のものでも構わないので必ず有資格者であってほしいなと思います。
  • 国家資格がなくとも、カイロプラティックスでギックリ腰がすごく良くなったことがある。その人はアメリカにカイロの勉強に行かれたりカイロの資格もあり体の構造にも詳しい。確かに無資格で危ない店もあるが、一緒くたにしないでほしい。

 ※上記を含め、計523件の貴重なご意見をいただきました。アンケートへのご協力ありがとうございました。

 

お問い合わせ

保健医療部 医療整備課 医務・医療安全相談担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎4階

ファックス:048-830-4802

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