トップページ > 健康・福祉 > 福祉 > ケアラー(介護者等)支援 > 第244回簡易アンケート「ケアラー及びヤングケアラーについて」の結果を公表しました
ページ番号:249244
掲載日:2024年12月20日
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調査時期:令和5年12月21日(木曜日)~12月27日(水曜日)
調査方法:インターネット(アンケート専用フォームへの入力)による回答
対象者:県政サポーター(3,238人)(うち県内在住(2,986人))
回収率:64.9%(回収数2,101人)(うち県内在住64.4%(回収数1,924人))
回答者の属性:(百分率表示は、小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計は、100%にならない場合がある。)
人数(人)(うち県内在住) | 比率(%)(うち県内在住) | |
全体 | 2,101(1,924) | 100.0(100.0) |
年齢 | 人数(人)(うち県内在住) | 比率(%)(うち県内在住) |
16~19歳 | 6(3) | 0.3(0.2) |
20~29歳 | 79(71) | 3.8(3.7) |
30~39歳 | 178(158) | 8.5(8.2) |
40~49歳 | 397(360) | 18.9(18.7) |
50~59歳 | 583(532) | 27.7(27.7) |
60~69歳 | 420(383) | 20.0(19.9) |
70歳以上 | 438(417) | 20.8(21.7) |
職業 | 人数(人)(うち県内在住) | 比率(%)(うち県内在住) |
個人事業主・会社経営者(役員) | 214(195) | 10.2(10.1) |
家族従業(家業手伝い) | 6(6) | 0.3(0.3) |
勤め(全日) | 783(703) | 37.3(36.5) |
勤め(パートタイム・アルバイト) | 352(326) | 16.8(16.9) |
専業主婦・主夫 | 290(266) | 13.8(13.8) |
学生 | 41(36) | 2.0(1.9) |
その他、無職 | 415(392) | 19.8(20.4) |
性別 | 人数(人)(うち県内在住) | 比率(%)(うち県内在住) |
男性 | 1,184(1,085) | 57.8(57.8) |
女性 | 841(770) | 41.0(41.0) |
回答なし | 24(23) | 1.2(1.2) |
※任意回答(総数:2,049人(1,878人))
令和2年3月に制定された「埼玉県ケアラー支援条例」では、ケアラーを、高齢、身体上又は精神上の障害又は疾病等により援助を必要とする親族、友人、その他の身近な人に対して、無償で介護、看護、日常生活上の世話その他の援助を提供する方と定義しています。また、ケアラーの中でも18歳未満の方を特にヤングケアラーと定義しています。
ケアラー及びヤングケアラーには、仕事や学業との両立や自分の時間が取れないなど様々な負担があるにも関わらず、社会的に十分に理解されているとは言えず、悩みを抱えたまま生活している方が多くいます。
県では、条例に基づき、令和3年3月に「埼玉県ケアラー支援計画」を策定しました。計画では、ケアラー、ヤングケアラー支援のために、これから推進すべき施策などを定め、県、事業者、関係機関、そして県民の皆様が取り組んでいくべきことを明らかにしています。
県政サポーターの皆様に、ケアラーに関する認識や支援のあり方などについてご意見を伺い、今後の参考とさせていただくため、アンケートを実施しました。
担当課
福祉部 地域包括ケア課 地域包括ケア担当 電話:048-830-3266(E-mail:a3250-03@pref.saitama.lg.jp)
→『知っている(計)』が8割強(82.7%)
質問1
あなたは「ケアラー」という言葉を知っていますか。
質問1にて、「ケアラー」という言葉を知っているか尋ねたところ、「よく知っている」(24.0%)と「ある程度は知っている」(58.7%)を合わせた『知っている(計)』が8割強(82.7%)であった。
→『知っている(計)』が8割半ば(84.7%)
質問2
あなたは「ヤングケアラー」という言葉を知っていますか。
質問2にて、「ヤングケアラー」という言葉を知っているか尋ねたところ、「よく知っている」(25.2%)と「ある程度は知っている」(59.5%)を合わせた『知っている(計)』が8割半ば(84.7%)であった。
→「いいえ」が8割強(83.0%)
質問3
あなたご自身は、現在ケアラー又はヤングケアラーですか。または過去にそのような経験がありますか。(あてはまるものすべて)
質問3にて、自分自身が現在ケアラー又はヤングケアラーか、あるいは過去にケアラー又はヤングケアラーであったかを尋ねたところ、「いいえ」と回答した方が最も多く、8割強(83.0%)であった。次いで「ケアラーである(であった)」が1割半ば(14.1%)、「ヤングケアラーである(であった)」が3.5%であった。
→『そう思わない(計)』が6割強(60.3%)
質問4
あなたは、要介護者の介護は、家族で行う方が望ましいと思いますか。
質問4にて、要介護者の介護は家族で行う方が望ましいと思うか尋ねたところ、「そう思わない」(45.4%)と「全くそう思わない」(14.9%)を合わせた『そう思わない(計)』が6割強(60.3%)であった。
→『そう思わない(計)』が4割半ば超(47.2%)
質問5
あなたは、子供自身が親を介護することは親孝行になると思いますか。
質問5にて、子供自身が親を介護することは親孝行になると思うか尋ねたところ、「そう思わない」(34.4%)と「全くそう思わない」(12.8%)を合わせた『そう思わない(計)』が4割半ば超(47.2%)であった。ただし、「そう思う」と回答した方も3割半ば(34.8%)であった。
→『そう思う(計)』が9割半ば(95.2%)
質問6
あなたは、家族の介護に困ったら、外部のサービスや他人を頼るべきであると思いますか。
質問6にて、家族の介護に困ったら、外部のサービスや他人を頼るべきであると思うか尋ねたところ、「とてもそう思う」(51.6%)と「そう思う」(43.6%)を合わせた『そう思う(計)』が9割半ば(95.2%)であった。
→『知らない(計)』が8割半ば(84.5%)
質問7
あなたは「介護者サロン」を知っていますか。
※介護者サロンとは、ケアラーの方同士が気軽に集まり、何でも話し合える場です。
質問7にて、「介護者サロン」を知っているか尋ねたところ、「聞いたことはあるがよく知らない」(31.3%)と「全く知らない」(53.2%)を合わせた『知らない(計)』が8割半ば(84.5%)であった。
→『知らない(計)』が5割強(51.1%)
質問8
あなたは「地域包括支援センター」という機関を知っていますか。
※地域包括支援センターとは、介護予防サービスの相談など高齢者に関する様々な相談に応じ、必要なサービスにつないだり、権利や安全を守る制度の案内などをしている機関で、各市町村が設置しています。
質問8にて、「地域包括支援センター」を知っているか尋ねたところ、「聞いたことはあるがよく知らない」(31.6%)と「全く知らない」(19.5%)を合わせた『知らない(計)』が5割強(51.1%)であった。
→「知っている」が7割半ば超(76.6%)
質問9(質問8で「よく知っている」または「ある程度知っている」と答えた方にお伺いします)
あなたは、地域包括支援センターは要介護状態の家族の有無に関わらず、介護が必要になる前でも(介護のことが気になるといった段階でも)相談ができる機関であることを知っていますか。
質問8で「よく知っている」「ある程度知っている」と答えた方へ、質問9にて、地域包括支援センターが介護が必要になる前でも相談できる機関であることを知っているか尋ねたところ、「知っている」が7割半ば超(76.6%)であった。
→「何もしていない」が5割強(51.4%)であった。
質問10
家族の介護に備えて準備をしていることはありますか。(家族の介護の経験がある方は、介護をする前に準備していたことがあるかお答えください。)(あてはまるものすべて)
質問10にて、家族の介護に備えて準備していることはあるか尋ねたところ、「何もしていない」が最も多く5割強(51.4%)であった。次いで、「介護を受ける家族の意向を確認した」が1割半ば超(16.9%)であった。
→「市役所や町村役場の窓口」が5割半ば(55.6%)
質問11
家族の介護が必要になったとき、どこ(誰)に相談しますか。(家族の介護の経験がある方は、実際に相談した方をお答えください。)(あてはまるものすべて)
質問11にて、家族の介護が必要になったとき、どこ(誰)に相談するか尋ねたところ、「市役所や町村役場の窓口」が最も多く5割半ば(55.6%)であった。次いで、「地域包括支援センター」が5割強(51.0%)であった。
→「上司に相談する」が4割弱(39.9%)
質問12
家族の介護が必要になったとき、介護をしていることを勤務先に相談しますか。(家族の介護の経験のある方は、介護をしているときどうだったかをお答えください。)(あてはまるものすべて)
質問12にて、家族の介護が必要になったとき、勤務先に相談するか尋ねたところ、「上司に相談する」が最も多く4割弱(39.9%)であった。次いで、「勤務先の相談窓口や人事担当者に相談する」が2割弱(19.8%)であった。
→「テレワークや時短勤務などの柔軟な働き方ができる職場環境がない」が3割強(33.4%)
質問13
あなたが仕事をしながら介護をすることになったとき、仕事と介護の両立のための課題になることは何だと思いますか。(家族の介護の経験のある方は、介護をしているときに課題となったものについてお答えください。)(あてはまるものすべて)
質問13にて、仕事をしながら介護をすることになったとき、両立のために課題になることは何か尋ねたところ、「テレワークや時短勤務などの柔軟な働き方ができる職場環境がない」が最も多く3割強(33.4%)であった。次いで、「介護保険サービス等の介護に関する事前知識がない」が2割半ば(25.9%)であった。
質問14
ケアラー及びヤングケアラー支援施策に対して期待することやご意見・ご要望などありましたら、ご自由にお書きください。
<主なご意見>
※上記を含め、計480件の貴重なご意見をいただきました。アンケートへのご協力ありがとうございました。
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