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掲載日:2024年5月1日

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昭和に思いをはせて

彩の国だより令和6年5月号の表紙画像▲昭和の横丁や商店街を再現した「全国ご当地グルメコート『大宮横丁』」(JR大宮駅構内)

広報課から皆さまへ

今や空前の「昭和レトロ」ブーム。県内には、昭和を感じさせるレジャー施設や当時から変わらない町並みが残っている場所も。懐かしい、だけど新しい。昭和に思いを巡らせて、当時の世界に浸ってみませんか?

先端にうさぎがついた指示棒を持つ女性のイラスト

いざ、昭和
タイムスリップ!レトロなテレビのイラストゼリーのイラスト

日本の元号の中で、最も長く続いた「昭和」。第2次世界大戦から終戦、GHQによる占領、高度経済成長期など、激動の約60年間でした。埼玉ではどんなことが起きていたのか、当時の様子をみてみましょう。

*昭和元(1926)~昭和64(1989)年

レトロな電話のイラスト       レトロな紙の画像

埼玉の昭和」の気になる出来事(高度経済成長期以降)

年表をPick up! ★太字は埼玉の出来事

  • 昭和30(1955)
  • 31年

7月
経済白書「もはや戦後ではない」

  • 32年
  • 33年

川口で東京オリンピックの聖火台(炬火台)が製造

川口で東京オリンピックの聖火台(炬火台)を製造している写真▲埼玉県立文書館収蔵 埼玉新聞社撮影戦後報道写真(S330307-005)

12月
東京タワー完成

東京タワーのイラスト

  • 34年
  • 35年

1月
日米安全保障条約・地位協定調印
「三種の神器」が普及

「平成の大合併」という言葉を覚えている人も多いと思いますが、実は、昭和にも市町村の大合併がありました。終戦直後、県内には323の市町村があり、昭和36(1961)年までに95市町村に再編。埼玉県は戦後の約30年間で人口が2.5倍近く増加し、同47(1972)年には県内38市となり、市の数では北海道・大阪府を抜き全国1位となりました。

埼玉県のイラスト

  • 36年

人口増加に対応するため、昭和30年代から大規模な団地が各地に作られました。当時、国内最大の約5,900戸入居可能な「草加松原団地」をはじめ、「武里団地」(春日部市)や「みさと団地」(三郷市)などが代表的です。これらの団地に合わせて鉄道の駅も開設され、東京へ通勤する人々が暮らし始めました。

昭和の団地の写真▲埼玉県立文書館収蔵 埼玉新聞社撮影戦後報道写真(S381219-017)

  • 37年

1月
県人口 250万人突破

12月
草加松原団地入居開始

  • 38年
  • 39年

6月
聖火リレー県内入り

10月
東海道新幹線開通

新幹線のイラスト

東京オリンピック

東京オリンピックのパンフレットの写真

11月
東京パラリンピック

昭和39(1964)年10月10日から24日まで開催された東京オリンピック。埼玉県内では射撃、サッカー、ボートなどの競技が行われ、テレビの普及もあって大きく盛り上がりました。16のまが玉からなる「県章」は、オリンピック開催に際して作られたものです。
3年後の同42(1967)年には国民体育大会(国体)が埼玉で開催され、県歌が歌われました。同大会は夏・秋ともに埼玉の総合優勝。オリンピックと国体を通して、県内のスポーツ施設や交通網の整備が進みました。

トーチのイラスト

県章

埼玉県章の画像▲まが玉を円形に配置したデザインは、「太陽」「発展」「情熱」「力強さ」を表している

県歌

埼玉県歌の楽譜の画像▲国体開催にあたり、県歌を制定(作詞:岸上のぶを、補作:神保光太郎、作曲:明本京静)

\聴いてみよう♪/

二次元コード

▲県歌を歌おう♪(別ウィンドウで開きます)

コラム

聖火台(炬火台)はメイド・イン・川口

東京オリンピックのメイン会場だった旧国立競技場の聖火台は、鋳物の街として知られる川口市の鋳物師(いもじ)鈴木萬之助・文吾親子らが製作。今はその第1号機が川口市の青木町平和公園に展示されています。

川口市の青木町平和公園の聖火台の写真

  • 昭和40(1965)

5月
\県政広報紙「さいたまけん」創刊/

県政広報紙「さいたまけん」の画像

10月
県人口 300万人突破

  • 41年
  • 42年

9〜10月
埼玉国体(第22回国民大会)

  • 43年
  • 44年

1月
県人口 350万人突破
 

  • 45年

3月
大阪万国博覧会

太陽の塔のイラスト

  • 46年

11月
埼玉百年記念式典
県民の日制定

東北・上越新幹線起工式

コラム

なぜ 11月14日が「県民の日」?

明治4(1871)年、廃藩置県とその後の統廃合により、同年11月14日(旧暦)に「埼玉県」が誕生しました。それからちょうど100年目に当たるのを記念し、昭和46(1971)年11月15日に記念式典が行われ、11月14日を「県民の日」としました。当時から公立の小・中・高等学校は休みとされており、県内各地で協賛イベントなどが行われています。

栗原浩知事の写真▲栗原浩知事
埼玉県立文書館収蔵 埼玉新聞社撮影戦後報道写真(S461114-001)

  • 47年

2月
札幌オリンピック

5月
沖縄返還協定発効

9月
日中国交正常化

  • 48年

10月
オイルショック

  • 49年
  • 昭和50(1975)

昭和のファッションが分かる写真▲埼玉県立文書館収蔵 埼玉新聞社撮影戦後報道写真(S510816-001)

暮らしをのぞいてみよう!

昭和の髪形が分かる写真とレトロな洋服のイラスト▲埼玉県立文書館収蔵 埼玉新聞社撮影戦後報道写真(S330205-005)

戦後は、アメリカ文化の大きな影響を受け洋服が一般的に。ヘアスタイルなども多様化していきました。

山田うどん、るーぱんの創業当時の写真とクリームソーダ・オムライスのイラスト

高度成長期以降は外食ブームとなり、県内でもファミリーレストランやファストフード店が続々と登場しました。

昭和の台所の様子が分かる写真と昭和感漂う冷蔵庫とテレビのイラスト

各家庭に「三種の神器(白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫)」、続いて「新・三種の神器(3C:カラーテレビ・クーラー・自動車)」が普及しました。


もっとぼう 県立歴史と民俗の博物館

埼玉の歴史・民俗・美術工芸に関する資料を収集・保管し、調査研究の成果を展示公開・情報発信している博物館。県民の学習活動や交流の場としても活用されています。

埼玉百年記念事業の一環として昭和46(1971)年に開館

県立歴史と民俗の博物館内の写真

入場無料の体験学習ゾーン昭和の原っぱ

昭和30~40年代のノスタルジックな雰囲気を再現した屋外施設。
けん玉やベーゴマ、フラフープなど昔の遊びが体験できます。

開館時間

午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)

入館料

常設展 300円
企画展 400円
特別展 600円
(高校生・学生は半額、中学生以下は無料)

休館日

月曜(祝日・振替休日、ゴールデンウィーク中・県民の日を除く)、年末年始
★臨時休館あり

電話:048-645-8171
★大宮公園駅下車徒歩5分

ベーゴマとけん玉の写真

遊んで食べて 昭和を感じるスポット 休日のお出掛けに足を運んでみてはいかが?

西武園ゆうえんち(所沢市)

今や、埼玉の「昭和レトロ」スポットの代名詞。昭和の熱気あふれる体験やアトラクションを思いっきり楽しめます。

西武園ゆうえんちの様子が分かる写真

電話:04-2929-5354
★西武園ゆうえんち駅下車すぐ


昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉(ときがわ町)

全国でも有数の高ph値のアルカリ性単純温泉。1960年代をイメージしてつくられた日帰り温泉で、至る所から昭和を感じさせる雰囲気が漂います。

玉川温泉の外観と食堂で食べられる料理の写真

電話:0493-65-4977
★武蔵嵐山駅からバス「十王堂前」下車徒歩15分


番場通り(秩父市)

秩父神社の参道として石畳みが敷き詰められた通り。食堂やカフェ、煙草屋、肉屋など昭和レトロな雰囲気たっぷりの建物を眺めながら散策を楽しんで。

番場通りの写真

【問合せ】秩父市観光課
電話:0494-25-5209
★御花畑駅下車徒歩3分

PRESENT

昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉 無料招待券(2枚)を5人にプレゼント。詳細は「 クイズ&プレゼント 」をご覧ください。

お問い合わせ

県民生活部 広報課 テレビ・ラジオ・広報紙担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-824-7345

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