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掲載日:2023年11月27日
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埼玉県では、統計グラフの作成を通じて、統計への理解と関心を深めていただくことを目的として、「埼玉県統計グラフコンクール」を昭和25年から実施しています。
日常生活の中で気づいたことや観察したこと、社会の出来事など自由なテーマについて調べた統計データを、グラフやイラストを使って1枚のポスターに表現してください。
統計グラフのポスターを作成する作業を通じて、統計グラフの考え方や作り方を学び、それを使って自分の考えを上手に他人に伝える楽しさを、是非、このコンクールに応募することによって体験していただきたいと思います。
県内にお住まいのかた、県内の学校に通学しているかた、県内にお勤めのかたで、小学生以上であればどなたでも応募できます。年齢等により、次の6部門に分かれます。
合作は5人まで可能です。作成者の学年が異なる場合は、最も年齢の高い人の部門となります。
B2判 72.8cm×51.5cm
B2判の用紙は一般に販売されていないので、模造紙やラシャ紙(四六判全判)、色画用紙(四六判全判)などの大きな紙をB2判の大きさに切るか、B4判などの小さな紙を貼り合わせてB2判にする必要があります。
模造紙や四六判全判の用紙からは、B2判が2枚とれますが、ただ半分に切っただけではB2判より二回りほど大きく、規格外になってしまいますので注意してください。
テーマは自由です。
ただし、小学校4年生以下の応募者は、自分で観察・調査した結果をグラフにしてください。小学校5年生以上であれば、国や企業が公表している統計資料も使うことができます。
6月募集開始 → 9月上旬 募集締切 → 9月中旬~下旬 審査会・入選作品決定
各部ごとに、1等・2等・3等を決定します。
各部門の上位入賞作品を全国コンクールへ出品します。全国コンクールの入賞決定は10月中旬頃です。
入賞作品は、展示等のため、県が1年間保管します。
総務省主催の統計データ・グラフフェア(例年10月中旬・下旬)に出品するほか、県内の入賞作品展で展示します。
冊子「入賞作品集」や県統計課のホームページ「彩の国統計情報館」に掲載します。
全国コンクールの入賞作品については、(公財)統計情報研究開発センターで1年間保管されます。
入賞者には、賞状と副賞を贈呈します。また、応募者全員に参加賞を贈ります。
募集の詳細につきましては、例年6月頃公開される「作品募集について」を御覧ください。
統計グラフのポスターは、パッと見て、1「訴えたいことがすぐに分かること」と、2「統計グラフの内容が正しく相手に伝わること」が大事です。
1については、統計グラフに、ストーリー性を持たせて、「起承転結」などの順(順番を入れ替えても可)に、わかりやすく配置します。また、題名(タイトル)は作者の意見や感想を込めて表します。題名がある四コマ漫画をイメージするとわかりやすいかもしれません。漫画のセリフは、各統計グラフのタイトルに相当します。ポスターの題名はしっかり、はっきりと書くことが大切です。
2については、「棒グラフ」は数量を比べる、「折線グラフ」は数量の変化を表す、「円グラフ」は割合を表すなど各統計グラフには、それぞれの特徴があります。その特徴を理解し、伝えたいことを適切に表現できるグラフを選び、正しく表現することです。単位や目盛り、基線の0、複数回答かどうか、資料の出典や観察又は調査の時期・方法・対象者属性(○○小学校○年○組など)・対象者数は記入もれしないように注意しましょう。ポスターを見た人に誤解を生じさせないように、統計グラフを作成する上での決まり事はしっかり守らなければいけません。統計表(観察または調査の記録など)の付け忘れや字の誤りにも注意しましょう。
B2版という大きいサイズのポスター作成は手間がかかり、最初は慣れないかも知れませんが、続けて描いていくことによって工夫が生まれ、どんどん良い作品が出来ていくことと思います。1つの大きな作品を仕上げた時の達成感は、とてもすばらしいものだと思います。この経験は社会人になってからも大いに生かされるでしょう。
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