トップページ > 外国人の方へ > 働く外国人インタビュー > PHAM VAN HOAN(ファム バン ホアン)さん
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掲載日:2025年2月17日
ベトナム出身。現地の大学で機械を専門に学ぶ。大学卒業後は、埼玉県西部の製造業に就職し約8年勤務。2023年10月に株式会社井上鉄工所に転職をする。現在は、製造部のエンジニアとして活躍。また、経営企画室のメンバーとして、会議にも参加し、現場の進捗状況などを報告。将来的には、当社の管理職になることが目標。
私は、ベトナム出身で、ベトナムの大学で機械を専門に学びました。就職活動時、大学に日本企業の求人があり、日本のモノづくりについて調べると技術力が世界トップレベルであることが分かりました。自身のスキルを磨き、成長できると思い、日本の製造業で働きたいと思いました。
また、埼玉県に多くの製造業の会社があることを知り、スキルアップの機会が多いと思い、埼玉県を選びました。実際住んでみて、埼玉県は東京にも近く、交通の便がいいのでとても住みやすいと思います。
大学卒業後は、埼玉県西部の精密機械加工業に約8年間勤務していましたが、これまでの経験と知識を生かしながら、新しい分野にも挑戦したいと思い転職しました。
井上鉄工所は求人サイトで見つけ、事業内容や業務内容が自分のキャリアを広げられる環境だと思ったのと、鋳物加工の製造をやりたいと思い応募しました。
日本の企業は、チームワークをとても大切にしているなと感じます。私も幾度となく、周りの従業員に助けられました。先輩従業員も優しく指導してくれますし、互いに尊重し、自分の能力を適正に評価してくれるので、私にとってとても働きやすい環境です。
また、時間を守ったり、仕事の計画性があることも日本企業で働くことの魅力です。効率的に仕事が進むことは、私の性格に合っているので日本で働けてとても良かったと思います。
引っ越しするときのアパート探しなどのサポートがあれば良いなと思いました。
私は、以前川越市に住んでおり、そこから当社に通っていましたが、通勤時は、道が混んでいるためとてもストレスがありました。そのため、上尾市内に引っ越そうと思いましたが、日本での部屋探しの流れや決まり事、必要書類など日本の不動産事情について把握しているわけではないので、とても大変でした。それらのサポートがあれば安心して引っ越すことができたかなと思います。
あとは、市役所など相談窓口に言語のサポートがあれば良いなと感じました。最近では、翻訳機などを置いている相談窓口もありますが、通訳のかたがいればスムーズに手続ができるので、増やしてほしいなと思います。
大学生のときは、日本語の勉強を一切しておらず、日本での就職が決まってから3か月くらい日本語の勉強をしました。日本に来てからは、地域の日本語教室に通ったり、前の職場では、毎日日本語で日記を書いて提出したりしていました。
その他にも、みんなとたくさん話すように心掛けました。会話をする中で、分からない日本語があったらメモをして、その日の夜にまとめて調べるようにしていました。本で勉強するのはもちろんですが、実際の会話は話言葉で、本と違うことがあるので、積極的に人と話すように心掛けて日本語を身につけていきました。
技術を磨いてスキルを高めて、将来は井上鉄工所の管理者になりたいです!
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