コラム
プロフィール
大塚 美樹 さん
株式会社アストン
執行役員 BPO部門
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掲載日:2024年12月26日
これから社会に出る娘世代の女性活躍
〔女性活躍っていうけれど〕
まずテーマの≪女性活躍≫って広すぎて何を書けばいいのか思い浮かびません。
「男性社会に混じって仕事」「子育てと仕事の両立」での苦労話は同世代の共感を得るだけで時代は令和!昔のような苦労をすることはほぼないでしょう。
となるとこれから社会に出る娘世代の女性活躍について書いていこうと思います。
〔娘について〕
娘は現在女子高2年生。コロナ禍に『アオハル(青春)中』。ウイルスに機会を奪われたJKエネルギーを発散できず、夢中になれるものを模索しています。
将来は「AIで人々を幸せにできる仕事」に就いて「稼げる女」を目指しているらしいです。
性格は、世話焼きのおせっかいで飽きっぽいタイプです。(誰に似たのか、)
〔娘の考える活躍〕
そんな娘に≪女性活躍≫について尋ねると「女性活躍という言葉に古さを感じる。」「男女関係なく活躍する人は活躍する。」「私の中には≪女性活躍≫という言葉そのものが存在しない。」と言います。
なんと女子高を志願したのもこの先闘うべき相手は女性男性の区分ないということで、もはや男性はNO眼中(死語)とのことです。
〔新しい波〕
娘世代の学校教育では、起業・投資についてのOJTなどもあり、私世代の学生の頃に感じた「あたしたち女子には関係ないしぃ」(全員ではありません!)ではなく、男女関係なく長期的キャリア形成を前提とした内容です。さらに「人生100年時代」といわれているように、これからは3世代の女性たちが同じ環境で働くことも不思議ではありません。
〔私たちが活躍できること〕
この100年時代をどのようにして生き残っていくのか(もはや活躍ではない笑)
これからは男女よりも世代間ギャップの方が難しい問題となるでしょう。
そんな中、”ウーマノミクス時代”のようにお互いの価値感を認め合い、まとめていくのが私たち世代の役割が重要になるでしょう。
まずは娘を認めることから始めようと思います。
「娘よ!ご飯食べに行こう♪」
※ ウーマノミクスが提唱されたのは1999年