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掲載日:2024年5月17日
Q 野本怜子 議員(民主フォーラム)
昨年11月に知事とともにASEAN議連でマレーシアとタイを訪問しました。
マレーシアでは、県として初めて日本酒や麺類などの県産品の販路開拓を目的とするイベントを開催し、現地のバイヤーとも意見交換を行った貴重な機会であったと思います。
改めて知事に、イベントの成果、今後の施策の方針を伺います。
A 大野元裕 知事
県経済の持続的な発展のためには、成長著しい海外需要を取り込むことが重要であると考えます。
マレーシアには、現地政府や支援機関との関係強化に加え、富裕層も多く、既に規模の大きい市場の更なる拡大が見込まれることから、県産品の魅力をPRし、販路開拓への足掛かりを作るために訪問いたしました。
現地でのイベントには、日本酒や麺類などの加工食品、工芸品などを製造する県内企業33社が参加し、県産品の紹介に終わらせることなく、私から100名を超えるバイヤーに県産品の魅力を語らせていただき、これまでに2社で成約、9社で商談が進んでいるところであります。
他方、参加企業からは「現地バイヤーの話を聞き、その国に合わせた商品改良の必要性を認識した」との声を数多く伺いました。
今回の訪問を通じて、私が改めて感じたのは、県産品のポテンシャルの高さと、商品をその国の市場ニーズに合わせる「マーケットイン」の視点の重要性です。
そこで、令和6年度予算案では、「世界を彩る『埼玉ビジネス』海外展開プロジェクト」を新たに計上いたしました。
このプロジェクトでは、海外でのテスト販売の機会を提供するほか、展示会への出展や商品改良に対して補助を行い、企業の「マーケットイン」の取組を支援いたします。
併せて、輸出を検討する企業と商社、支援機関がつながる場として「海外マーケティング推進コンソーシアム」を設置し、専門のコーディネーターがマッチングを行います。
今回のASEAN訪問の経験を生かし、海外ビジネスを後押しすることで、県内企業の稼げる力を高めてまいりたいと思います。
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