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掲載日:2022年10月19日
Q 細田善則 議員(自民)
2月の予算特別委員会でも触れさせていただきましたけれども、EBPMの考え方は徐々にではありますが、本県に浸透しているところというふうに感じております。そこを確固たるものとするためにお伺いいたします。
今、総務省が進めているのがロジックモデルという形です。1のインプット、そして2がアクティビティ、そして3がアウトプット、そして4番でアウトカムという順番に道筋をつけていくということであります。
ロジックモデルといいますと、やや小難しい言葉でありますけれども、昔からある言葉に置き換えるとすれば、「風が吹けば桶屋がもうかる」というものの、途中の間が論理的につながっていて整合性が保たれているかということに近いというふうに思っております。
今、企画財政部で進めている事業の精査の中でもこのロジックモデルは使われ始めていると聞いておりますが、そこで伺います。私は、当初予算等々の予算調書において、ロジックモデルを導入した様式を新たに作成して定着を図るべきと考えますが、企画財政部長にお考えをお伺いいたします。
A 堀光敦史 企画財政部長
令和4年度予算編成では、原則全事業にインプットからアウトカムまでの4段階を記載したEBPM調書を作成しました。
EBPMの取組を深堀りする観点から、ロジックモデルの再検証を通じて事業の新陳代謝を図る事業レビューを実施し、県民等への影響が大きいいくつかの事業について外部有識者から御意見を伺いました。
有識者からは、事業の流れを4段階で整理するには、次の段階に至る因果関係が明確になり、どのような道筋で目的を達成するのかの仮説が示せるロジックモデルのフローチャート図を作成したらどうかとの助言がありました。
これにより、例えばアウトカムに至る因果関係が飛躍している事業では、それを解消するためアウトカムを直接成果、中間成果、最終成果に細分化することで因果関係をより明らかにすることができました。
EBPMの取組は緒についたばかりですが、有識者会議の試行的な取組を踏まえ、令和5年度当初予算編成に向け、原則全事業にロジックモデルのフローチャート図の作成を検討してまいります。
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