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掲載日:2024年10月17日
Q 杉田茂実 議員(県民)
県では、平成23年に春日部市に東部地域振興ふれあい拠点施設が、また、平成27年に川越市に西部地域振興ふれあい拠点施設がオープンし、産業の振興や地域住民の活動、交流の促進、にぎわいの創出に大きく貢献していると伺っております。
一方、私の地元熊谷市を含む北部地域には、このような県施設がありません。かつての5か年計画には、「北部地域振興交流拠点の検討・推進」の記載があり、東部、西部の次は北部だと期待しておりましたが、現行の5か年計画では記載されず、熊谷市をはじめ北部の県民を落胆させたところです。
このような中、今定例会に提案された新たな5か年計画案で、「北部地域振興交流拠点の検討・推進」が改めて位置付けられたことは、北部の県民のみならず、埼玉県の均衡ある発展を進める上でも大変期待しているところであります。
顧みますと、昭和60年代から計画されたテクノグリーン構想から30数年の時を経て、紆余曲折がありましたが、いよいよ機が熟したと言えます。いわゆる箱物は、後に反省すべきものもあるでしょう。よくぞ建造してくれたと、後世に評価を受けるものもあります。
そこで、お伺いいたします。
新たな5か年計画案に記載された北部地域振興交流拠点の推進について、これまでの検討を受け継いでいくのか、それとも新しいものとするのか、今回の取組の方向性について知事にお伺いいたします。
A 大野元裕 知事
北部地域振興交流拠点は、本県の東西南北の拠点の一つとして、県と熊谷市が、産業支援施設や県立図書館、地域の交流施設などを共同事業により、一体的に整備するものとして、これまで検討をしてまいりました。
高いポテンシャルを持ちながら20歳代の転出超過が多い北部地域に、産業拠点施設を造って企業のイノベーションを後押しすることは、県北全体の活力を高める上で重要なことと考えます。
そこで、新たな埼玉県5か年計画案に「北部地域振興交流拠点の検討推進」を盛り込み、地域の特性を生かしながら時代のニーズに合った企業支援策を具体化してまいりたいと考えております。
SDGsやカーボンニュートラルへの対応、DXの推進など、県内企業を取り巻く環境は大きく変化しております。
これまでの検討の経緯を踏まえつつ、社会経済情勢の変化に対応した施設の在り方などについて、専門家の御意見もお伺いをしながら検討を進めてまいりたいと考えております。
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