環境科学国際センター > 試験研究の取組 > 研究課題 > 平成29年度研究課題一覧 > 平成29年度研究課題(水環 H29-R01 埼玉県内の親水空間における大腸菌数)
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掲載日:2023年1月13日
環境水中の病原微生物(赤痢菌、疫痢菌やチフス菌など)は、人が水に接することで感染する恐れがあり、そのリスク管理は重要な課題です。水環境におけるそれら病原微生物の主な感染源は人畜の排泄物です。これまで、ふん便汚染の指標として大腸菌群数が用いられてきたが、ふん便汚染に全く関係のない細菌も同時に検出されてしまうという問題点が指摘されています。このような背景から、近々、大腸菌群数からより直接的なふん便汚染の指標である大腸菌数への環境基準の移行が予定されています。本研究では、大腸菌数測定に関する手法についての基礎的検討及び埼玉県内の公共用水域水質測定地点を含む親水空間における大腸菌数の現状把握とその排出源に関する情報を広く集積することを目的としています。
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