環境科学国際センター > 試験研究の取組 > 研究課題 > 平成25年度研究課題一覧 > 平成25年度研究課題(自然 H25-H28 資源植物による汚染土壌の修復効果)
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掲載日:2023年1月13日
重金属等による土壌汚染は世界共通の地球環境問題である。汚染土壌の環境修復技術として、植物を利用したファイトレメディエーション(PR)は、低コストで環境に優しい技術として各方面で研究開発が進められている。我々は従来、開発対象とされた専用植物の代わりに、バイオ燃料等として利用可能な資源植物を活用し、汚染土壌の修復とバイオ燃料の原料の生産が同時にできる収益型植物修復手法の確立を目指している。これまでに実施した研究結果から、一部の資源作物(トウモロコシ、ヒマワリ、大豆等)は、PR専用植物に比べ重金属の含有率では劣るものの、バイオマス量の大きさから集積量で優ることを確認しているが、品種による修復効率の差異は確認できていない。そこで、本研究では、トウモロコシ、ヒマワリ、大豆を中心に、品種別の栽培試験を行い、品種による修復効率の違いを評価し、さらに、最適な品種を選定することを目的とする。
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