環境科学国際センター研究課題（土壌・地下水・地盤担当／H24～H26）

海成堆積物の風化メカニズムと土壌汚染リスク管理に向けた検討

（土壌・地下水・地盤担当：石山、八戸、濱元、白石；水・土壌研究領域長：細野／H24～H26）

 硫化鉱物を含む海成堆積物は、長期間大気中で風化されると酸性土壌へと変化し、鉛、カドミウムや砒素など様々な有害重金属類が環境へと溶出します。有害重金属類の不溶化技術や還元条件下における海成堆積物の風化抑制は、重金属類の溶出を抑制するための対策手法として有用です。本研究では、硫化鉱物の風化過程を解析するとともに、この結果を海成堆積物の土壌汚染リスク管理手法の開発に適用します。

《研究の概要》（PDF：408KB）