令和4年度第1回New Farmer's Salon新規就農者勉強会を開催しました。

東松山農林振興センターでは、令和4年7月21日（木曜日）に令和4年度第1回New Farmer's Salon新規就農者勉強会を開催しました。

今回は【地域資源を活用した効率的施肥について～資材高騰に対応～】をテーマに、日本石灰窒素工業会技術顧問の六本木和夫先生を講師としてお招きしました。

講義では、高騰している肥料を取り巻く国内の現状に始まり、価格高騰へ対応した施肥に関して

1.地域資源（家畜ふん堆肥・緑肥作物）の活用

2.土壌診断による施肥量の見直し

3.施肥法の改良

の3つの観点からご説明を頂きました。

当日は22名の参加者が熱心に講義を受けており、質疑応答の場面では栽培方法の違いによる適正な施肥法の考え方や、家畜ふん堆肥の有効成分など、多数の質問が寄せられました。

資材価格の高騰は昨今の社会情勢を反映している一方、それを販売価格へ転嫁することもまた難しい情勢のため、高い関心が寄せられた有意義な勉強会となりました。