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掲載日:2022年11月2日
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令和3年12月6日、滑川町内でのらぼう菜を生産する斉藤敬さんに当センター所長からS-GAP実践農場評価書を交付しました。
交付式には、斉藤さんご夫婦、滑川町役場産業振興課職員、斉藤さんが所属するJA埼玉中央比企のらぼう菜部会の担当者が出席しました。
S-GAP農場評価へチャレンジするにあたり、当センターの職員が何度か事前指導に当たりましたが、改善が必要と指摘した項目について早急にきっちりと対処するなど、斉藤さんの真面目な人柄が感じられました。
当センターではS-GAPの推進を図るため、毎年比企のらぼう菜部会の栽培講習会と合わせて、S-GAPに関する説明も行っています。 斉藤さんの取組が他の生産者にも波及し、斉藤さんに続く実践農場が誕生することを期待しています。
今後さらに生産者の皆さまにS-GAPの取組が広がっていくように、当センターでは引き続き推進を図っていきます。
GAPとは「良い農業のやり方」を表す「Good Agricultural Practice」の略で、農業経営上に潜むリスクを具体的に項目化し、記録簿や掲示物によって確認・表示しながら、日々の農作業を改善することで、より良い農業経営を実現する取組です。
埼玉県では農薬の適性使用や農作業中の事故防止など40~50個の達成項目からなる独自のGAP規範「S-GAP(埼玉スマートGAP)」を策定しています。
県の職員がS-GAPに取り組む農場を訪問してその取組度合を評価し、該当するすべての項目が「適」と判断されると「S-GAP実践農場」として評価されます。
S-GAP農場評価やS-GAPの指導に費用はかかりませんので、生産者の皆さまは是非チャレンジしてみてください。
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