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掲載日:2024年3月28日

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西部地域の概要

概要

  • 県の西部に位置し、都心から30〜60km圏にあります。西側の外秩父山地から、高麗・加治・狭山などの丘陵を経て、東端の武蔵野台地へと続く起伏に富んだ地形です。
  • 江戸時代には所沢、狭山、入間が交通や物流の中継地となり、農産物や薪(たきぎ)などが集積する地域として発展しました。
  • 日本農業遺産の認定地域でもある三富(さんとめ)地域では短冊状の地割を特徴とする優良な農地が形成されました。
  • 飯能から入間川などを利用して、西川材と呼ばれる優良な木材を江戸に運ぶいかだ流しも盛んに行われました。
  • 所沢は1911年に日本初の飛行場が設置され、航空発祥の地となっています。
  • この地域には、全国的な知名度を誇る狭山茶といった特産品があるほか、2016年に建郡1300年を迎えた旧高麗郡に関連する高麗神社など、古い歴史を持つ名所や旧跡が残っています。また、野球やサッカーのプロチームの本拠地があるほか、近年では北欧をイメージしたテーマパークや日本最大級のポップカルチャーの発信拠点もオープンしました。
  • 明治以降、鉄道が開通すると、鉄道沿線を中心に新たな市街地が形成されました。
  • 高度経済成長期には、大規模な住宅団地や工業団地が造成され、人口が急増するとともに電子部品や機械分野の製造業が集積しました。
  • JR八高線・川越線・武蔵野線、西武池袋線・新宿線・秩父線などが東西南北に走り、関越道、圏央道、国道16号・299号・407号・463号による広域的な交通網が形成されています。
  • 地域の人口は77万2千人(2020年)で、県人口の10.5%を占めると推計されており、10代以下が転入超過である一方で、20代では転出超過となっていることが特徴です。
  • 高齢化率(2020年)は県平均よりも高く、2040年までの間に、地域人口に占める75歳以上の後期高齢者の割合は8.2ポイント増加し約23%に達する見込みです。急速な高齢化に対応するため、高齢者向け住まいの整備や在宅医療連携拠点の機能強化など、高齢者を支える体制の充実が求められます。
  • 合計特殊出生率(2019年)は県内でも低い水準です。20代の転出超過数(2020年)が多く、雇用の創出や就業の支援が必要です。
  • 博物館・美術館・図書館・アニメミュージアムが融合した日本最大級のポップカルチャーの発信拠点である大規模複合施設や、北欧のライフスタイルやムーミンの世界観を体感できる施設といった新しい魅力を活用し、この地域のみならず県全体を活性化していくことが期待されています。
  • 圏央道の整備や、近年では国道299号台飯能工区(日高市大字台地内~飯能市大字飯能地内)及び県道飯能寄居線バイパス整備(飯能市大字双柳地内~越生町大字成瀬地内)が完成し供用開始となるなどの、交通利便性の向上を生かした更なる企業立地の促進が求められます。

 

管内各市の概要について

管内各市(所沢市、飯能市、狭山市、入間市、日高市)の概要については、各市のホームページをご覧ください。

※下記リンク先は、各市ホームページ内の概要ページとなっています。

お問い合わせ

企画財政部 西部地域振興センター  

郵便番号359-0042 埼玉県所沢市並木一丁目8番地の1 埼玉県所沢地方庁舎2階

ファックス:04-2993-1113

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