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掲載日:2024年11月7日
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種子(たね)の生産について
埼玉県主要農作物種子条例に基づき、基本的な食糧であり、かつ基幹的な作物である主要農作物(稲、麦類及び大豆)について、原々種及び原種の種子生産を行っています。
種子の生産は三段階のステップで行われています。
三段階で行われる理由は、遺伝的な純度(ほかの品種が混入しない)を守りつつ、必要な種子の量を確保するためです。
原々種の生産は、埼玉県農業技術研究センターで行われています。
原々種は、種子生産の大元になるため、他の品種が混ざらないよう遺伝的な純度を高く維持する必要があります。
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原種の生産は、埼玉県種苗センターに委託して行われています。
原種は、他の品種が混ざらないよう遺伝的な純度を高くするほか、次のステップである種子生産に必要な量を確保する必要があります。
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種子の生産は、県内の種子生産農家の、埼玉県が指定したほ場(田んぼ・畑)で行われています。
種子生産ほ場では、万が一他の品種が混ざらないよう、他の株と明らかに様子が異なる株を抜く作業が行われます。
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種になる穂が実りました。
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収穫された後には、審査と検査を受けることになります。
ここでは規格にあった種子かどうか、きちんと発芽するかどうか等について、確認されます。
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審査に合格した種子には審査証明書が付けられ、生産者に供給されることになります。
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