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掲載日:2024年12月13日
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「おいしく しお活」とは、ちょっぴりのお塩をおいしく活用することです。
ちょっぴりのお塩をおいしく活用する方法を提案する埼玉県の取組です。
誰もが意識せずに自然に健康になれる食環境づくりを県、市町村、企業、大学、民間団体等の多様な主体と連携して取り組んでいます。
埼玉県の「おいしく しお活」の取組には、このようなロゴをつけています。
埼玉県民の1日当たりの食塩摂取量(20歳以上)は、10.3g/日でした(令和4年国民健康・栄養調査報告(埼玉県分))。
本県では食塩摂取の減少を推進しており、食塩摂取量の目標値を7.5g未満/日としています(令和11年目標値)(埼玉県地域保健医療計画(第8次)より)。
また、日本人の食事摂取基準(2020年版)では、食塩摂取の目標量は1日当たり男性7.5g未満、女性6.5g未満とされています。
NACK5で放送中の番組「Smile SUMMIT(スマイルサミット)」で、県が取組を進めるイチオシ健康情報をお届けしました。
減塩について、番組パーソナリティーとゲストがスマイルトークを繰り広げました。
〇トーク一部抜粋(敬称略)
(MC)木下さんの食堂では、埼玉県が推奨する「埼玉県コバトン健康メニュー」を提供されていると伺いました。
(木下)私の働く食堂では、揚げないチキンカツや豚肉のバルサミコソテー、サバのカレーパン粉焼きなど、ヘルシーで人気のメニューを提供しています。
見た目にもボリュームがあり、食べたいと思っていただけるよう工夫しています。
(MC)調理のポイントは何ですか?
(木下)揚げない味噌カツはパン粉をまぶして焼くことでカロリーを抑えています。豚肉のバルサミコソテーのバルサミコソースは塩分が少なく、お酢の酸味を生かしています。また、見た目の彩りや野菜を使用することも意識しています。
(MC)家庭でも減塩料理を作るポイントはありますか?
(木下)いくつかあります。例えば、揚げ物を食べる際には、ソースを直接かけるのではなく、皿に少し出してからつけて食べると塩分を控えることができます。また、旨味や酸味、香辛料を使うことで、少ない塩分でも満足な味わいを得ることができます。お食事ではメイン料理以外に副菜も召し上がると思いますが、すべての料理を減塩にしてしまうと味が単調になってしまいます。1品はしっかりと味をつけて、それ以外の料理は塩分を抑えるというような強弱をつけるといいと思います。
減塩というと「健康のために我慢」というようなイメージがあると思うのですが、そういったイメージをちょっと払拭していただいて、できることからやっていただけるとよいと思います。
※埼玉県コバトン健康メニュー
埼玉県が推奨する健康を意識した食塩が少なく野菜の多いメニュー。1食が次の基準を満たすもの。
エネルギー500~700Kcal/たんぱく質13~20%エネルギー/食塩相当量3g未満/野菜使用量 120g(いも類は除き、きのこ類及び海藻は含みます。)
スーパー、メーカー、コンビニエンスストアと連携した事業や家庭で簡単にできるおいしい減塩レシピの紹介を予定しています。
ホームページは随時更新していきます。お楽しみに!