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掲載日:2024年10月7日

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第241回簡易アンケート「歯や口の健康について」の結果を公表しました。

1 調査の概要
(1) 調査形態

  •  調査期間:令和5年11月30日(木曜日)から12月6日(水曜日)
  •  調査方法:インターネット(アンケート専用フォームへの入力)による回答
  •  県政サポーター数:3,220人(うち、県内在住2,968人)
  •  回収率:68.1%(回収数 2,193名)(うち、県内在住67.8%(回収数 2,012人))
  •  回答者の属性:(百分率表示は、小数点以下第二位を四捨五入したため、個々の比率の合計は、100%にならない場合がある。)

回答者属性

data00

(2) 調査結果の見方

ア.設問中の()内の数字及びグラフの中の数字は、回答比率(%)です。

イ.回答比率(%)は小数点以下第二位を四捨五入したため、個々の比率の合計と全体またはカテゴリーを小計した数値が100%にならないことがあります。

ウ.図表中の「-」は回答者が皆無のもの、「0.0」は回答者の比率が0.05%未満のため、四捨五入の結果0.0%となったものです。

エ.グラフの中で「n」とあるのは、その質問の回答者の総数を示し、回答比率は「n」を基数として算出しています。

オ.複数回答の質問については、その回答比率の合計は、100%を越える場合があります。

カ.断りのないものについては、埼玉県内在住のサポーターからの回答をもとに算出しています。

2 調査の目的

 厚生労働省は、令和4年に実施した「歯科疾患実態調査」の結果を公表し、8020達成者(80歳で20本以上の歯が残っている人の割合)が2人に1人以上となっていることが分かりました。このことから、国民の「歯を残すことに対する関心」は、ますます高まっていると考えられます。

 また、近年の研究結果から、糖尿病などの生活習慣病と歯周病には関連性が示され、早口の健康と全身の健康には関わりがあることが分かってきています。

 さらに、むし歯や歯周病で歯を失ったり、噛む力や飲み込む力が低下し、口の機能が低下する(オーラルフレイル)ことで、全身の機能低下(フレイル)につながることも明らかになりました。健康寿命の延命のためには、オーラルフレイルを早く見つけ、改善することが重要です。

 そこで、県では、令和6年度からスタートする新しい「埼玉県歯科口腔保健推進計画」の策定を進めています。県民の歯・口腔の健康格差を縮小を目指して、生涯にわたるう蝕や歯周病予防、口腔機能の維持・向上に向けた施策に取り組んでいく予定です。

 今後の歯科口腔保健に係る施策推進の参考とするため、ご自身の歯や口の健康に関してお聞かせください。

 

※「埼玉県歯科口腔保健推進計画(第3次)(2019年度~2023年度)」は、こちらをご覧ください。

担当課

保健医療部 健康長寿課 健康長寿担当 Tel:048-830-3581(E-mail a3570@pref.saitama.lg.jp

3 調査結果
歯と口の健康への関心

→「関心がある」が8割半ば超(87.1%)

質問1

あなたは、ご自身の歯と口の健康に関心がありますか。

01

自身の歯と口の健康に関心があるか尋ねたところ、「関心がある」が8割半ば超(87.1%)で大半であった。

関心がある理由

→「いつまでも健康でいたい」が5割半ば(55.2%)

質問2

(質問1で「関心がある」と回答した方にお尋ねします。)
 あなたが、歯と口の健康に関心がある理由として、最もあてはまるものはどれですか。

 data2

「歯と口の健康に関心がある理由」について尋ねたところ、「いつまでも健康でいたい」が5割半ば(55.2%)、「美味しく食事がしたい」が4割弱(39.0%)であった。

歯磨きの際に気を付けていること

 →「夜寝る前に歯を磨く」が7割弱(68.9%)

質問3

あなたが、現在ご自分の歯みがきの際に気をつけていることは何ですか。(あてはまるものすべて)

 data3

ご自分の歯みがきの際に気を付けていることを尋ねたところ、「夜寝る前に歯をみがく」が7割弱(68.9%)と最も多く、次いで「一日に最低一度は時間をかけてしっかり歯をみがく」が6割強(61.8%)であった。

かかりつけの歯科医師の有無

→「はい(ある)」が8割弱(79.2%)

質問4

あなたには、歯・口に問題があったときや歯・口の健康に関して、日頃から治療を受けたり相談をするかかりつけの歯科医師はいますか。(かかりつけの歯科医院はありますか。)

 04

歯や口に問題があった時、日頃から受診しているかかりつけの歯科医院はあるか尋ねたところ、「はい」が8割弱(79.2%)であった。

歯科検診の受診について

→「はい(1年以内に歯科検診を受けた)」が7割超(70.4%)

質問5

あなたは、過去1年以内に1回以上歯科検診を受けましたか。

 05

年に1回以上かかりつけの歯科医院で定期検診を受けているか尋ねたところ、「はい」が7割超(70.4%)、「いいえ」は3割弱(29.6%)であった。

1年以内の歯の喪失状況について

→「いいえ」が8割強(83.9%)

質問6

あなたは、過去1年以内にむし歯や歯周病、歯の破折などの歯科的疾患で歯が抜けたり、歯科医院で抜いたりしましたか。(転倒等不慮の事故が原因となったものを除く。)

 06

過去1年以内に歯が抜けたか尋ねたところ、「いいえ」が8割強(83.9%)で最も多かった。

1年以内の歯の喪失本数について

→「1本」が6割強(63.5%)

質問7

(質問6で「はい」と回答した方にお尋ねします。)
 過去1年以内に、歯科的疾患で抜けたり、歯科医院で抜いたりした歯は何本ですか。

 data7

過去1年以内に抜けた歯の本数尋ねたところ、「1本」が6割強(63.5%)で最も多く、次いで「2本」が2割強(21.6%)であった。

口腔ケアの方法について

→「1日2回以上、歯をみがく」が6割弱(58.1%)

質問8

あなたの最近の口の健康状態とそれに起因して下記であてはまるものすべてお選びください。

 data8

最近の口の健康状態について尋ねたところ、「1日2回以上、歯をみがく」が6割弱(58.1%)であった。

歯周病の自覚症状について 

→「歯と歯の間にすき間ができ、食べ物がよく挟まって取れない」が4割弱(38.2%)

質問9

歯周病について自覚症状があるかお尋ねします。あてはまるものすべてお選びください。

 data9

歯周病の自覚症状について尋ねたところ、「歯と歯の間にすき間ができ、食べ物がよく挟まって取れない」が4割弱(38.2%)で最も多かった。

チェックリストの結果については、こちらをご覧ください。

自由意見


質問10

歯と口の健康に関するご意見などがありましたら、自由にお書きください。

<主なご意見>

・虫歯になってから歯医者に行くと痛い思いをするので、3か月に一度の定期健診を受けています。世の習慣になるといいと思っています。

・高齢者として思うことは、歯は健康の礎で、日ごろから自己管理が必須条件です。

・身体の健康診断のような、歯の特定健診もあると良いと思う。インプラントにも保険適用を検討してほしい。

・どのように歯と口の健康を維持すれば良いのか分からないので、広報啓発活動の充実を期待しています。

・異常がなくても定期的に歯垢を取るなどを推奨した方が良いと思います。

・歯は大切な自身の財産と思います。 一本ないだけでも体に負担があるように思います。 3ヶ月ごとの歯科検診を続けていますが 自治体で検診費用の補助があると良いと思う。 健康長寿の為にも歯の健康は大事だと思います。

・歯医者さんの情報が欲しい。

・子供の時からの歯科検診をもっと広めるべきだと思う。

・虫歯治療をしたことがないので、人生の最後まで自分の歯で生きたいです。

・嘔吐により口腔内が酸性に傾きやすいので、心療内科などと歯科の連携が増えたらいいと思う。

 

※上記を含め、計437件の貴重なご意見をいただきました。アンケートへのご協力ありがとうございました。

お問い合わせ

保健医療部 健康長寿課 健康長寿担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎4階

ファックス:048-830-4804

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