トップページ > 健康・福祉 > 医療 > 感染症対策 > 新型コロナウイルス感染症-埼玉県の新型コロナ情報- > 新型コロナウイルス感染症に関する知事発言等について > 新型コロナウイルス感染症に関する知事メッセージ(令和2年6月) > 施設の使用停止等の協力要請の一部緩和等に関する知事メッセージ(6月4日)(テキスト版)
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掲載日:2020年6月4日
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知事
皆さんお疲れ様でございます。
先ほど第20回の新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催をさせていただきました。皆さんにご報告をさせていただきたいことが1点ございます。さて、5月25日に、緊急事態宣言が解除されて10日がたちました。この間、県内の新規陽性者数は一昨日まで4日連続でゼロ人、またこの1週間で6人と落ち着いた状況を示しています。改めて県民の皆様、事業者の皆様、そして、医療関係者の皆様を初めとするすべての関係者の皆様に感謝を申し上げたいと思っています。
本日の本部会議におきましては、昨日の専門家会議の結果を踏まえて、施設の使用停止等の協力要請の一部を緩和することについて議論をし決定をさせていただきました。
まずはスポーツジム、ヨガスタジオ、そしてカラオケボックスこれはテレワーク等での利用以外の場合ですけれども、ここについては、徹底した感染防止策を講じることを前提に使用停止協力要請の対象から除外をいたします。
昨日、専門家会議の方に、各業界の方から提出をされました、彩の国安心宣言について議論をいただきましたけれども、安心宣言を含むそれぞれの業界の安心措置、あるいは様々な感染防止策について徹底をすること前提に対象から除外をするということであります。しかしながら一方、接待を伴う飲食業ライブハウスなどについてはご迷惑おかけいたしますが、引き続き、使用停止の協力を要請をいたします。
さて、東京では、昨今、陽性者の数が増加をしています。埼玉県と、東京都の現時点での感染者の連関性は認められておりませんが、しかしながら、東京都と埼玉の近接性、人と物などの往来に鑑みれば、大変懸念される状況にあります。そこで改めて県民の皆様にお願いをさせていただきたいと思います。
1点目でありますが、東京都の新規感染者のうち、夜の繁華街に出入りしていた方が約3割を占めると伺っています。
これまでもクラスターが発生し、感染が拡大していることを踏まえ、特に東京の夜の繁華街、出入りしていただくこと厳に謹んでいただけますようお願いをいたします。
2点目ですけれども、都内では、若い方々が集まったパーティーが集団感染の場となったというふうに承っています。多人数の会食は避けていただくようお願いをいたします。埼玉県でも落ち着いてはおりますけれども、最近の例を見ても、東京の繁華街で感染をしたことが強く疑われる例や、あるいはホームパーティーなどで多数で会食をした結果、感染をしたことで疑われる例がございます。ぜひ、ご協力をお願いいたします。
3点目として、これは引き続きのお願いではございますけれども、換気の悪い密閉、人が集まる密集、そして近くにいる密接、この三つの密がそろった場所への外出、参加は引き続き自粛をお願いをいたします。
そして4点目も引き続きのお願いでございますけれども、感染予防の基本であります。手洗い、マスクの着用、手指の消毒、せきエチケット、徹底をお願いをいたします。
埼玉県では、コロナウイルス感染症に、これからもしっかりと戦っていく。そのためにも、接触機会の減少から、感染機会の減少へとつなげるために、新しい生活様式の実践を進めています。ぜひ本件における県民の皆様のこれまでの努力を無にしないためにも、そして皆さんのご家族や愛する方を守るためにも、改めて県民の皆様、事業者の皆様にご協力をお願いをいたします。私どもから以上です。
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