トップページ > 健康・福祉 > 高齢者福祉 > 認知症施策 > 認知症サポーター養成講座について > 春日部市立大沼中学校における「認知症サポーター養成講座」(平成31年3月13日(水曜日))の開催について
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掲載日:2023年12月5日
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県及び各市町村では、認知症に関する正しい知識と認知症の人への接し方を学ぶ「認知症サポーター養成講座」(以下「養成講座」という。)を開催しています。
特に、将来の地域を担う小中高生に学んでいただくため、学校での養成講座の開催を推進しています。
今回は、春日部市立大沼中学校の御協力により、養成講座を平成31年3月13日(水曜日)に開催しました。
他の学校での開催の参考としていただきたく当日の概要を紹介します。
春日部市立大沼中学校での講座は、卒業を目前に控えた3年生の生徒全員を対象に、体育館で開催されました。
同校で講座を開催するのは初めてとのことであり、卒業式前の空きカリキュラムを利用して実施しました。
講師を務めたのは、春日部市第4地域包括支援センターの皆さんです。
まず、パワーポイントで春日部市の高齢化の現状や認知症の症状について学びました。
そののち、講師陣が演じる①物盗られ妄想のある義母への対応、②食事をとったことを忘れた義母への対応についての劇を鑑賞しました。
最後にはクイズの出題があり、生徒たちも挙手で参加しました。
春日部市第6地域包括支援センターが作成した、地元武里団地の住人らが出演するDVDも織り交ぜられ、中学校を卒業する前に地域の高齢者について考える良い機会となったのではないでしょうか。
生徒の皆さんからは
・認知症は別に恥ずかしいことではないと思ったし、これからは認知症の人に会ったら積極的に優しく接しようと思いました。
・認知症の名前や症状については知っていたが、対策や発見のしかたについては知らなかったので今日知ることができて良かったです。周りで認知症らしき人がいたら助けてあげる。
・認知症の人には何か特別な対応が必要なものだと思っていましたが、誰にでもできる簡単なことだと分かりました。また、私たちの対応のしかたや心がけで症状がだいぶ変わることを初めて知りました。
・私のお父さんのお母さん(おばあちゃん)が認知症です。今日の講座を受けて、認知症についてとても詳しく知ることができました。おばあちゃんも何回も同じ言葉を言ったりしていたので、お父さんは少し怒り気味になっていたことがありました。怒ってはいけない。傷つけてはいけないと初めて知り、お父さんにも今日言われたことをお話ししようと思います。
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認知症サポーター養成講座の開催は、各市町村認知症施策担当窓口及び県地域包括ケア課で随時受け付けております。
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