トップページ > 健康・福祉 > 高齢者福祉 > 認知症施策 > 認知症サポーター養成講座について > 川越東高等学校における「認知症サポーター養成講座」(平成27年10月31日(土曜日))の開催について
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掲載日:2023年12月5日
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急速に進む高齢化に伴い認知症の高齢者数も大きく増加すると見込まれます。
全国の認知症高齢者数は、団塊の世代が75歳を超える平成37年時点で約700万人、65歳以上人口の約20%と国は推計しています(平成27年1月)。
県及び各市町村では認知症に関する正しい知識と接し方を学ぶ「認知症サポーター養成講座」(以下「養成講座」という。)を開催しています。
特に、将来を担う若者たちが認知症を正しく理解することはとても大切であるため、県は各校での養成講座の開催をお願いしています。
川越東高等学校の御協力により、養成講座を平成27年10月31日(土曜日)に開催しました。
他校での開催の参考としていただきたく当日の概要を報告します。
今回は、全校生徒の皆さんに人権教育の授業の一環として受講していただきました。
講師(キャラバン・メイト)は、新所沢清和病院の有井勇司さんに務めていただきました。
養成講座ではまず、DVD教材により「認知症は脳の細胞が死んだり、働きが悪くなる事により、その症状として現れてくるものであること」や認知症の人への良い対応例・悪い対応例について学びました。
その後、生徒の皆さんと意見交換しながら、
などを説明していただきました。
最後に、もし将来身近な人が認知症になった場合には、大きなショックを受けるかもしれないけれども落ち着いて本人を受け止めてほしいというメッセージがありました。
祖父母や自分の進路選択と絡めてアンケートに回答した生徒も多いなど、養成講座に参加した生徒の皆さんには認知症を「自分事」として受け止めていただけたようです。
認知症や認知症の人に対する考え方や行動を変え、今後、認知症の人やその家族を地域で支える頼もしい存在になってくれることと思います。
また、川越東高校の校内新聞「ひんがし倶楽部」にも認知症サポーター養成講座の記事を掲載していただきました。
県では、これからも学校における養成講座開催を積極的に働き掛けていきます。関心のある学校等からの問い合わせをお待ちしています。
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