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掲載日:2024年1月29日

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平成28年度国民保護実動訓練の実施結果について(熊谷市)

緊急対処事態(大規模テロ等)に備え、県、市及び関係機関相互の連携や対処能力の向上を図るとともに、県民の皆さまに国民保護制度の普及を図るため、実動訓練を実施しました。

1概要

(1)実施日時

平成28年11月23日水曜日13時15分~15時30分(開式、閉式含む)

(2)実施場所

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場

(3)参加機関

埼玉県、埼玉県防災航空センター
熊谷市(共催)
陸上自衛隊(第32普通科連隊、第1特殊武器防護隊、第1飛行隊)
埼玉県警察(警察本部、熊谷警察署)
熊谷市消防本部、行田市消防本部、深谷市消防本部
熊谷市医師会看護専門学校、熊谷市医師会付属准看護学校
熊谷スポーツ文化公園管理事務所
地元自治会、県内市町村、消防職員等

(4)参加者数

534人

(5)訓練想定

県営熊谷ラグビー場でラグビーの国際試合が行われるなか、陸上競技場ではパブリックビューイングが実施され多くの観客が観戦しているときに、化学剤(マスタードガス)を用いたテロが発生する。
被災者の救出・救助が行われる中、会場近隣で不審物(爆発物)が発見される。

(6)訓練内容

  • 熊谷スポーツ文化公園における初動体制の確立

観客の避難と誘導、立入規制
化学剤の検知と回収
爆発物処理
負傷者の救出救助、トリアージ、救護、除染
救急車や県防災ヘリ、自衛隊ヘリによる負傷者の搬送

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2今回の訓練の特徴

(1)ラグビーワールドカップ2019日本大会の会場となる県営ラクビー場のある熊谷スポーツ文化公園で開催しました。

(2)陸上競技場内・外での同時多発テロ発生下における救出救護、避難誘導訓練を実施しました。

(3)複数の消防本部の連携による救出活動訓練を実施しました。  

3訓練の様子

国民保護実動訓練風景

  2801発災

発災(化学剤散布)

 2802発災2

化学剤により倒れこむ負傷者

2803避難

会場から逃げる観客

 2804事情聴取

警察による事情聴取

 2805上空偵察

ヘリによる上空偵察

 2806救出

消防による救出活動

 2807警察救出

警察による救出活動

 2808自衛隊救出

自衛隊による救出活動

2809剤回収

 警察による化学剤の特定

 2810消防除染

消防による負傷者の水的除染活動

 2811トリアージ
負傷者のトリアージ

 2812消防救護所

消防による救護活動

 自衛隊救護所

自衛隊による救護

2813ヘリ搬送

防災ヘリでの搬送

2814避難誘導

熊谷市による避難誘導

 2816自衛隊地域除染

自衛隊による汚染地域の除染

 2817爆発物処理

爆発物処理

 2818爆発物処理2

爆発物除去

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国民保護とは

  • 武力攻撃事態やテロ攻撃から国民の生命、身体及び財産を保護し、国民生活等に及ぼす影響を最小にするため、国、自衛隊、警察、消防、自治体等が連携し、国民の生命と財産を守ることです。
  • 国民保護法は、平成16年6月14日に成立し、県の責務(国民の避難や救援の実施)が定められています。
  • 県では、円滑に国民保護措置を実施できるよう、平成18年1月に国民保護に関する埼玉県計画を作成しています。

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緊急対処事態とは

  • 武力攻撃(我が国に対する外部からの組織的・計画的な武力の行使をいう。)に準じる手段を用いて多数の人を殺傷する行為が発生した事態又はそのような行為が発生する明白な危険が切迫していると認められるに至った事態で、国家として緊急に対処することが必要なものをいいます。

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お問い合わせ

危機管理防災部 危機管理課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 危機管理防災センター2階

ファックス:048-830-8129

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