トップページ > くらし・環境 > 防災・消防 > 危機管理 > 国民保護実動訓練の実施結果 > 平成20年度国民保護実動訓練の実施結果について(坂戸市)
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掲載日:2024年1月29日
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大規模テロ発生時に住民を安全に避難させ、救援するため、市、消防、警察、自衛隊、医療機関と連携し、住民に実際に避難していただく住民参加型の国民保護実動訓練を実施しました。
平成20年11月30日(日曜日)午前9時から12時まで
坂戸市
県(防災航空隊を含む)、坂戸市(共催)、坂戸市民(八幡1区、八幡2区、関間1区、関間2区の各自治会)、坂戸・鶴ヶ島消防組合消防本部、坂戸市消防団、西入間警察署、陸上自衛隊、埼玉医科大学総合医療センター
440人(うち、坂戸市民200人)
株式会社吾妻商会、星野総合商事株式会社(避難所プライバシー保護用仕切りの提供)
首都圏数カ所でテロ行為を行った複数の犯行グループと同一組織と見られるグループが、武器、爆発物、化学剤を所持し、市内の大型店に店員を人質にして立て籠もった状況と、同一犯による鉄道橋梁の爆破により、多数の負傷者が出た状況を想定しました。
訓練開始。市広報車の避難指示を受けて参加者の皆さんが続々と集合場所の坂戸中学校に集まってきました。
集合場所の受付では、県・市の職員が名簿と照合し、徒歩かバスかの避難方法を確認しました。
集合場所で開会式を行いました。町内会ごと、避難方法別に計8班に分かれて整列していただきました。
避難開始。警察官、県・市職員、自衛官が避難住民を誘導、消防署員が列の後方で救護を行いました。
休憩所(坂戸市コミュニティーセンター)。飲料水やトイレの提供を行いました。
休憩所を出発。目的地の避難場所(坂戸市民総合運動公園)まであと少しです。
バスで避難する皆さんを坂戸市消防団員や自衛隊員の協力を得ながら、県・市職員が誘導しました。
西入間警察署のパトカーが避難所に向かうバスの先導を行いました。
避難者を乗せたバスが避難場所(坂戸市民総合運動公園)に到着しました。車椅子の災害時要援護者には、バスの乗降等を援助しました。
避難者は、自衛隊が設営した除染所を見学していただきました。除染所は、体に付着した化学剤等を洗い流すための温水シャワー設備です。
坂戸・鶴ヶ島消防本部の化学防護用資機材を展示し、消防本部のレスキュー隊員が使い方などの説明を行いました。
自衛隊の化学防護車両等の展示を行いました。化学防護専門の部隊が練馬駐屯地からやって来ました。
避難所内にプライバシー保護用の仕切りを設置しました。企業にサンプルを提供してもらい、県・市職員が組み立てました。
真剣に見つめる大人達とは対照的に、仕切りでできた空間に、子ども達は大はしゃぎでした。
負傷者搬送・救護訓練です。坂戸・鶴ヶ島消防本部と自衛隊の救急隊員が搬送してきた負傷者を埼玉医大総合医療センターのD-Matのスタッフが受け入れ、医療機関に搬送する優先順位の決定等を行いました。
坂戸・鶴ヶ島消防本部の救急隊員と県防災航空隊員が協力し、負傷者を県防災ヘリ「あらかわ2号」で搬送しました。
避難者救護のための炊き出し訓練。自衛隊がカレーライス400人分を調理しました。
県・市職員が協力してカレーライスを配食しました。参加者の皆様に「おいしい」と好評でした。
閉会式。上田清司知事があいさつを行いました。
訓練終了後、避難者全員を坂戸中学校までバスでお送りしました。
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